Tag Archives: ワイン・アドヴォケート

<ラ・ターシュ>と同等のソノマ産のワイン!?!

最新号のワイン・アドヴォケート誌でカリフォルニア産地を再度担当することとなったロバート・パーカー氏がいくつかのソノマ産のワインに対してパーフェ クトの100点を与えた。 (イメージ:Peter Michael Winery/Facebookより) まずはイギリス人オーナーの<Peter Michael Winery/ピーター・マイケル>はソノマ・コースト産の2つのピノ・ノワールが100点を獲得した。中にもSeaview Estate Vineyardの<Clos du Ciel>は1990年ヴィンテージのドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンテの<ラ・ターシュ>の味わいが瓜二つとパーカー氏はコメント。そして、同じくSeaview Estate Vineyardの<Ma Danseuse>に関しては「生涯試飲した中で最も有能なピノの一つ」と最高の評価を与えた。 上空から見たソノマ・コーストのSeaview Estate Vineyard。 (イメージ:Peter Michael Winery/Facebookより) ピーター・マイケルのワインメーカーはフランスのシャンパーニュ出身のニコラス・モレー氏。モレー氏はシャンパーニュ地方で代々続くメゾンPierre Morlet & Filsの一族で兄のリュック・モレー氏はナパのMorlet Family Winesで上質なカベルネやピノ造りを行なっている。 もう一つパーカーから100ポイントを獲得したのがソノマの<Donelan Family Wines/ドネラン・ファミリー・ワイン>の<2009 Richard’s Family Vineyard Syrah>。 (イメージ:DonelanFamilyWines/Twitterより) そもそも2000年に<Pax Wine Cellars>として旗揚げワイナリーがパートナー及びワインメーカーのパックス・マール氏と2008年に分かれてから、<ドネラン・ファミリー ・ワイン>に改名。ナパのHdV(ハイド・ヴィンヤードを所有するハイド・ファミリーとブルゴーニュのドメーヌ・ア・エ・ぺー・ド・ヴィレーヌのJVワイナリー )でワイン醸造の腕を磨いたタイラー・テイラー氏をワインメーカーに向かい入れ、前身のPaxと同様に高い評価のワインを造り続けてきた。 ワインメーカーのテイラー氏がRichard’s … Continue reading

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NZワインの注目ピノ産地

(イメージ:Craggy Rangeより) ニュージーランドの有名ワイン産地と言えば<Marlborough/マールボロー>が真っ先に頭に浮かんで来と思うが、地域名に同じ<borough/ボロー>が付き、マールボローとよく間違えられる<Martinborough/マーティンボロー>で造られるブルゴーニュ・スタイルのワインが最近、注目を集めている。 (イメージ:Wines From Martinboroughより) マーティンボローはマールボローと異なり<ノース・アイランド>の南側に位置し、NZ首都のウェリントンからは1.5時間程度、正確には<Wairarapa / ワイララパ>産地の一部に入る。マールボローがNZワインで最大規模の産地で約66%の栽培面積(2万2千ヘクタール)を占めるところ、マーティンボローは約940ヘクタールで約3%程度の栽培面積で行なわれている。葡萄栽培産地として30年程度の歴史しかないが、独特の地形、そして科学的に証明されたブルゴーニュとの共通点を活かし、想像を覆す印象的なピノ・ノワールを小規模のブティック・ワイナリーのみで活動している。 (イメージ:Craggy Rangeより) マーティンボローの規模には独特の地形が関係しており産地と平行に流れるルアマハンガ川と自然の力で完成された崖と断層崖からNZでも独特の土壌が存在する。主にシルト(砂よりは細かいが粘土よりは粗い沈積土)、ローム(砂と粘土が混ざり合った柔らかい土)、 そしてレス (北米・ヨーロッパ・アジアなどの黄土)が崖と川から2万年かけてに産地一体に層を造り、深さ15メーターまで到達する自然の水はけができる<総合砂利>が地域の独特の土壌を構成する。また、ほかのNZ産地と比較して大きな違いは降水量が特に少ない産地であることが特徴である。 これらの産地の特徴を考慮し、1979年にニュージーランドの科学者の研究隊がマーティンボローの地形調査を行い、ヨーロッパの有名産地(仏:ブルゴーニュ、アルザス、独:ラインガウ)などと土壌や気候などが似た条件であることが明らかになり上質なピノ・ノワール栽培に意欲を示していた数名が葡萄農家が栽培を開始した。 1986年に産地の<オリジナル5>の生産者<Ata Rangi/アタ・ランギ>、<Chifney/チフニー>、<Dry River/ドライ・リバー>、<Martinborough Vineyard/マーティンボロー・ヴィンヤード>、<Te Kairanga/テ・カイランガ>がマーティンボロー街を逆さL字で囲み共通で特有の土壌や気候を示す大まかな範囲(長さ5キロと幅1キロ程度)を示した申請を行いこれを<Martinborough Terrace/マーティンボロー・テラス>産地と呼ぶようになった。2006年にはマーティンボローの指定範囲を大幅に拡大し<Martinborough Geographic Indication Area>と呼ばれる追加産地がマーティンボローに正式に誕生した。 (イメージ:Wines From Martinboroughより) 現在、24のワイナリーがマーティンボローに存在し、多くはマーティンボロー市内でテースティング・ルーム(オージーやNZではCellarDoorと呼ぶ)を営業している。オリジナル5の内Chifney以外営業を続けており、このほかにもAlana Estate、Craggy Range、Murdoch James、Palliser Estate Wines、Schubert Wines、Tirohana Estateなどと世界中の愛好家から高い評価を獲得している。 マーティンボローは主にピノ・ノワール栽培が最も盛んに行なわれているが、次はソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・グリ、リースリングと白ワイン用の葡萄が続く。 マーティンボローが小さい産地でワイナリーの数が少ないことから、幸運にも大半のワインは国内へ輸出されている。また、価格帯もNZワイン全体に対して言えることだが、非常にリーズナブル。ワイン・アドヴォケートで94点を獲得した<Schubert Pinot Noir Block … Continue reading

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ワイン・ニュースのまとめ

先週のワイン関連のニュースをまとめました。 最新ワイン・アドヴォケート誌のライターのチームが勢ぞろい。 (イメージ:Robert Parker’s Wine Advocate/Facebookより) ワイン・アドヴォケート誌が様々な組織変更を行なってから久々に戻ってきたのがロバート・パーカー氏の<カリフォルニア・ワイン>のレビュー。前回まではアントニオ・ガローニ氏に任せていた産地が、ガローニ氏の退社(独立)によりパーカー氏が一端は明け渡した産地を再度担当することとなった。今回は主に2010年ヴィンテージのレビューを行い、そのうち12銘柄に対して<パーフェクト・スコア>の100ポイントを与えた。一部内容をWineSearcher.comの記事でいち早く紹介。 2010 Shafer Vineyards Hillside Select Cabernet Sauvignon 2010 Dominus Proprietary Red Wine 2010 Screaming Eagle Cabernet Sauvignon 2010 Colgin IX Proprietary Red Estate 2010 Colgin IX Estate Syrah 2010 Colgin Cariad Proprietary Red Wine 唯一、シラー種ベースで100ポイントを獲得したColgin。 … Continue reading

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ワイン・アプリ会社とワインのソーシャル・メディア専門会社が提携

(イメージ:Delectableより) 先月、注目スマートフォン用のワイン・アプリで紹介した<Delectable>が<VinTank社>と提携を結んだとのニュースが発表された。 VinTank社はナパを拠点にソーシャル・メディアを通じて<顧客とワイナリーをつなぐ>サービスを提供している。VinTankでは現在4,700のワイン・ブランドをはじめとしてサービスを提供しており、フェースブックやツイッターなどのソーシャル・メディアでワイン・ブランドがどれだけ取り上げられているかを集計し、リアルタイムでその情報を共有する。 (イメージ:VinTankより) ワイナリーやワイン会社以外にもワイン・ショップやワイン・スクールなどワイン関連のビジネスに対してもVinTankのウェブサイトで様々なソーシャルメディアで自社の商品、ブランド、サービスに関してどのような対話や情報が交換されているのかが把握することができ、契約ユーザーはそれに対応するインフォメーションやキャンペーンなどを消費者に打ち出すことが可能となる。 現在、数百種類のスマートフォン用ワイン関連のアプリが存在し、VinTank社でも新たなインターフェースのオプションとしてアプリの研究や検討を行なってきたが、今回はじめてVinTankが目指す<顧客とワイナリーをつなぐ>機能を<Delectable>が提供できると判断し、今回のパートナーシップにたどり着いたとVinTankの関係者は説明している。 (イメージ:Delectableより) 今後はDelectableを通じてスマートフォン上での情報交換のインフォメーションをVinTankが集計する情報に加え、更に大量の情報量を契約ユーザーに提供する予定。 ソーシャル・メディアの普及がする前は、ワイン業界では主にワインアドヴォケート誌やワイン・スペクテーター誌なのど専門誌が情報発信の拠点となっており、特にワインの評価を点数で表すポイント制度は<ベビー・ブーム世代>は大いに活用されたが、今後ワイン業界を支えることとなる<ミレニアル世代>は専門誌やポイント制度への関心は低く、ワイン情報も<共有度>および<透明性>を重視するされるようになり、ワイナリーやワイン会社はこのニーズに応える必要がでてきた。 (イメージ:VinTankより) 訪れたワイナリーの写真、ワインショップで見かけたワインの写真、ワインメーカーやソムリエのワインに対するコメントなどがソーシャル・メディアを通じて共有され、ソーシャル・メディアの利用者は自ら情報の発信者となり、顧客とビジネスの結びつきに影響を与えている時代となりつつある。ワイナリーは今後は情報の発信方法やコンテンツ内容もソーシャル・メディアで活かされる方法で提供する必要があり、ワインだけでなくソーシャル・メディア向けの対策がビジネス成功の鍵であると理解している経営者は少なくない。2012年のワインの総消費量では成人した<ミレニアル世代>が25.7%を締めているニュースが発表され予想以上に大きなシェアを締めていたことから、この先も<ミレニアル世代>がワインに対する関心が高まっていくのではないかと推測が始まっている。現在は低価格で、<ミレニアム>向けに直接マーケティングされた商品が消費されおり、将来的にはプレミアム系のワインに対してもソーシャルメディアを上手に活用すれば顧客として獲得できると、共通認識が確実に広まっている。 (ニュース・ソース:Stark Insiderより)

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ワイン・ニュースのまとめ

先週、お伝えしたワイン関連ニュースの続報をいくつか・・・ まずはイタリアのアフリカ系(コンゴ出身)の女性大臣に対する差別発言で話題になったイタリアのワインメーカーのフルヴィオ・ブレッセン氏に関する続報。ワイン専門誌のワイン・アドヴォケートは次回掲載予定のイタリア・フリウリ地方のワイン・レビューからブレッセンのワインを除くと発表。 (イメージ:Il Fornaioより) ワイン・アドヴォケート誌のイタリア地区担当のモニカ・ラーナー氏は自身のツイッターで「今回の一連のフルヴィオ・ブレッセン氏の発言に伴い、次回行われるフリウリ地方のレポート特集では彼のワインは試飲しない」っとツイートと行った。 元々、ワイン・エンスージアスト誌でイタリア地方を担当していたラーナー氏は常にブレッセンのワインに対して高い評価を与えており、過去にイタリア産のピノ・グリジオで最高得点の93点を出している、ブレッセン・ワインのファンの一人。これまでのニューヨークのナチュラル・ワイン専門のワインショップ<Chamber Street Wine>やコロラド州のフリウリ地方の食文化を専門としたレストラン<Frasca>がブレッセンのワインを取り扱いをやめることを表明。 当の本人は、その後は発言を自粛または言いたいことは全て述べたのスタンスを取っているのか、いまだワイン・ブログ上でのディスカッションが高まる中で、特に今回のワイン専門誌の取り扱いの停止に対するコメントは出していない。ブレッセン・ワインには根強いファンが多くいて、少量生産で特に今回の事態でビジネスにはそう影響が出ないと、いまだ本人も想像しているのかもしれない・・ フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州を代表するリボッラ・ジャッラ種のワイン。 (イメージ:Vundulgeより) (ニュース・ソース:TheDrinkBusinessより) *** サンタバーバラのFoxen Canyon Wine Trailは中小規模のワイナリーが数多く存在する。 (イメージ:Spaswinefoodより) サンタバーバラのワイナリーの運営規定改善計画の内容が少しづつ明らかになってきている。そもそもサンタバーバラのワイナリー運営者同士での討議を経て、運営規則が作られるものの、実際にこれまで具体的な運営規則の内容が公表されいなかったことから少し謎に包まれていたこのトピックスにやっと具体的な改善案が明らかになった。 まずは、ワイナリーの区別をこれまでの規模を示す<3段階>から<4段階>に変更をする。AからDのレベルに分かれるのはワインの生産量および葡萄の収穫量で区別する。新たに開設する<レベルA>は最も小規模のワイナリーで最低で年間2エーカー分の葡萄畑が必要となる。この<レベルA>のワイナリーにはテースティング・ルームやワイナリー訪問を完全に禁止することを提案。それ以降の<レベルB>から<レベルC>のワイナリーはこれまで一度に最大80人の訪問者対応から最大50人に減らすことを提案。また、収穫祭やワインのリリース記念などの特別イベントもワイナリーの規模で年間の開催数と1回の参加人数の上限を定める。今回の提案では<レベルC>と<レベルD>のワイナリーに限り、年会8回で最大150人から年会12回で最大200人とそれぞれ異なる。最後に食事の提供に関してはレベルA以外はワイナリーで調理した食事を提供することは許可するが、メニューなどを用意したレストラン業のサービスは全て禁止とする。 これまで地域を訪れる観光客の多さやマナーの低下が地元住民に迷惑がかけていることが課題に取り上げている理解しいたが、正直、今回のいずれもの提案に対して多くの既存のワイナリーから賛同を得られないような気がする。 まずは葡萄生産量でワイナリー規模を示すレベルに新たに最小規模のワイナリーを加える意味が全くわからない。しかも、訪問者を禁止するなどワインの直接販売を実質的に禁止する規則が厳しすぎる。おそらく特にワイナリーでワイン造りを優先するのではなく、結婚式やパーティー会場などとして専用ビジネスを展開を考えているビジネスに対して、このような規則はわかるが、実際に小規模のワイナリーを運営を考えていて、サンタバーバラで開業誘致にはあまり好ましくない条件のような気がする。 次に記事でも少し明記されているが、ワイナリーの来場者・訪問者の定義が議論されると思う。まずは一度で最大80人から50人に減らすことは、ワインのテースティングやツアーから期待できるワインの直売売上が減ることと推測できる。今回の変更案は地域の交通事故や渋滞緩和などの意味が大きく取り入れられているため、来場者・訪問者の定義がワイナリー職員以外の人全てを含むことで業者や取引先なども人数に含まれる。個人の観光客訪問者と仕事関連の訪問者を一緒にされるには気の毒。最近、各地のワイナリー訪問をする際に、必ずと言っていいぐらい、観光ツアーの来場者もいれば、自分のようなビジネスの取り引きを話にワイナリーを訪れている、基本的にビジネス取り引きの場合、テースティング料金も取らず、ワインの販売もそれほど期待できないので、正直、別扱いにするべきだと思う。 ワイナリーの運営規定改善の案が提出されただけで、これから本格的な議論が行われると思うのだが、今後も新たにワイナリー開設やサンタバーバラのワイン産業の成長を考慮するなら、もう少しうま味のある条件を提出したほうが良いのではないかと勝手に期待している・・・ (ニュース・ソース:Santa Maria Timesより) *** (イメージ:Wine Instituteより) 最後にカリフォリニア州では9月は<California Wine Month>として州全体でカリフォルニア産のワインを盛り上げていく月。ワイナリーは収穫シーズン真っ盛りだが、各地ではいろいろなワイン関連のイベントが目白押し。9月にカリフォルニアに訪れる際にWine Instituteのサイトでカリフォルニアの各地で開催されているワイン関連のイベントをチェックしてみてください。 (ニュース・ソース:Discover California Winesより)

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ワイン・ニュースのまとめ

先週のワイン・ニュースをいくつか・・・ ボルドーの大手ネゴシアンの一つボルドー・ワイン・セレクション社がロバート・パーカー氏が選んだ2009年ヴィンテージのボルドーの5つのワインを<ローバー・パーカー・セレクション>として大型ワイン展示会Vinexpoで特製のパーカー氏のサイン入り桐箱に入れて販売するとのニュースが報道された。 これまでワイン・アドヴォケート誌の編集長を務めていた際は、出版物や購読料以外の収入を拒否していて、今回のニュースが報道されてから方向転換があったのかと噂されたが、ワイン・アドヴォケート誌の現編集長のリサ・ペロッティ・ブラン氏は今回報道された商品に関しては合意はなく、ボルドー・ワイン・セレクション社に連絡をとり、パーカー氏やワイン・アドヴォケートの名前を使用したパッケージングでの販売の停止を要請したと自社サイトでコメントした。ワイン・セットを販売することには全く問題ないのだが、サインを含むパーカー氏の肖像やワイン・アドヴォケートの公認セットなどとして販売は許可をしていないことを強調した。 パーカー・セレクトの第一弾は次のワインが含まれている。 Clos Fourtet(イメージ:A Growing Boy’s Wine Diaryより) Léoville Poyferré(イメージ:Wine, Words and Videotapeより) Smith Haut Lafitte(イメージ:Enobytes Wine Onlineより) Cos d’Estournel(イメージ:The Wine Cellar Insiderより) Pape Clement(イメージ:Wine, Words and Videotapeより) (ニュース・ソース:The Drink Businessより) *** 今回のNapaPipeプロジェクトの完成予想イメージ。 (イメージ:Decanterより) ナパのダウンタウンの南側でナパ・パブリック・ゴルフ・コースの隣の土地が<Napa Pipe>と呼ばれる住居および商業の総合施設として生まれ変わる。 元々は倉庫・工場施設であったこの土地は8年以上空き地になっていたが、先週の火曜に再開発の許可がナパ郡からおりた。計画では全体で154エーカーの土地には954世帯の住宅に公園や共同畑なども作られる。同時に共同醸造施設も計画に含まれており、年間1000ケース規模のワイン・ビジネスが可能となる。また大型スーパーのコストコも建設される予定。 今回の開発計画にはナパ・バレーの農業団体が施設の工事と運営で必要となる水がナパの農家を悩ませられる水不足問題に拍車をかけるのではないかと懸念もあったが、懸念要因に対してデベロッパー側は十分な対策を考慮されており、計画が前に進むことになった。 … Continue reading

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ワイン・ニュースのまとめ

(イメージ:FunHackerより) ブログ・プロパーダーのTumblrがYahoo(米国版)に買収されるニュースはインターネット上で大きな話題になっているが、ワイン業界ではツイッターやフェースブックなどのソーシャル・メディアの使用に関する規制が米国アルコール・タバコ税と貿易局から通告されワイン関連のニュース・サイトで取り上げられている。 主にアルコールの広告や宣伝に関する取り扱いが再度確認する形の通達で、様々なメディア媒体と同様にソーシャル・メディア上でもアルコールの広告や宣伝の規則は適用されることを通達した。一番のネックはアルコールを広告や宣伝する際に必ず、販売元を明らかにする必要があり、社名以外にも連絡先を広告や宣伝に明記する必要がある。少ない文字数で成立するソーシャル・メディアの多くでは、このような表記は場所をとってしまい、広告や宣伝内容が明記できなくなる。 また、広告や宣伝内での嘘や事実と異なった主張に関して、特にアルコールの取り扱いに関しては厳しく、当然なことと思っていてても、案外、証拠や根拠のない主張や冗談として行なった主張はYouTubeなどの動画サイトを含めて様々なソーシャル・メディアで頻繁に行なわれている。すでにこの通達に関して対策を練っているワイナリーもあれば、規制対象にあたる宣伝や広告があまりにも広すぎ・多すぎて、また、これを監視する能力は米国アルコール・タバコ税と貿易局にないことから、これまで通りに活用すると考えているワイナリーも少なくないようだ・・・ (ニュース・ソース:PressDemocratより) *** (イメージ:Terre de Vinsより) ロバート・パーカー氏が先週発売のフランスのワイン雑誌『Terre de Vins』に珍しくインタビューに応じ、彼がワイン・アドヴォケート誌で残した功績などの話が掲載された。 パーカー氏に対して批判的な主張をするライターや業界関係者に対し、彼らが主張する「パーカーライゼーション」(パーカー好みの厚みのある、超熟成ワインを造る)は誤った主張と反論した。単純にパーカー氏は様々なワインのスタイルを好むと強調し、特に一定のスタイルのワインを優先的に好んで高い評価を与えた覚えがないと説明した。一方で、「パーカーライゼーション」のトレンド自体は認めているようで、似たようなスタイルのワインが多く誕生し、30年後もこの現象は語られると予測している。 ワイン・アドヴォケート誌の編集長の座から退き、ライターの一人としてボルドーとカリフォルニア地区を担当を続ける。35年間ワイン・アドヴォケートの編集でボルドーを105回訪問してきて、開始当初は35ヶ所の上質なワインを造るシャトーがあったが、現在は高額な価格からリーズナブルの価格までのワインを造るワイナリーは300~400ヶ所にふくれ上がったと語っている。ワイナリーの増加に関しては自身の貢献をインタビューで認めている。このほかにはパーカー氏がお勧めする注目産地が紹介されている。 (ニュース・ソース:The Drink Businessより) *** (イメージ:Foghat Cellarsより) 最後はワイン・スペクテーター誌がパソロブレスのFoghat Cellarsを紹介した。名前から想像してた通り、70年代後半にイギリス出身ながらサザン・ブルーズ・ロックで人気を集めたバンド『Foghat』のメンバーが始めたワイナリー。元々はFoghatのファンであったTalleyVineyardsなどで活躍したワインメーカーのスティーブ・ラスミューセン氏がFoghatのライブをパソロブレスで見て、そこでオリジナル・メンバーの一人でドラマーのロジャー・アール氏と交流を開始する。ロジャーと奥さんのリンダ氏と共に3人で2008年にパソロブレス産のカベルネ・ソーヴィニヨンを90ケース造ってから現在はサンタバーバラのサンタ・マリア・バレーAVA産のシャルドネとピノ・ノワール、同サンタ・イネズ・バレーAVA産のカベルネ・ソーヴィニヨンなどもラインアップに加え生産を大幅に増やしている。価格も20ドル~25ドルに設定されてる。 ロジャー・アール氏と奥さんのリンダさん。 (イメージ:Foghat Cellarsより) ちなみにFoghatは日本語では『フォガット』と呼ぶらしい。昔からFog(霧)Hat(帽子)と思っていたので『フォグ・ハット』呼ぶのと思っていたが、この記事を読んでから、実際のところどっちが正しい呼び方なのかが気になって頭は悩まされている・・・全く関係ないことだが、木管楽器の『バスーン』が『ファゴット』と呼ばれることを知ったときと同じくらいの衝撃を受けている・・・ エルビスとファゴット。 (イメージ:Elvis Blogより) こんなもやもやを状態を晴らすのに抜群の一曲。 (ニュース・ソース:Wine Spectatorより)

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ワイン・アドヴォケートの訴えに決着

ワイン・アドヴォケート誌が元スタッフ・ライターであったアントニオ・ガローニ氏と彼が立ち上げたAll Grapes Media社に対する訴えを取り下げたことがWine-Seacher.comが報告し、ワイン・アドヴォケートのウェブサイトの掲示板でもこれを裏付ける内容の投稿が掲載された。 そもそも訴えの発端は、カリフォルニア地区のワイン・レビューを担当していたガローニ氏がソノマのワインのレビューを提出しないまま、2月にワイン・アドヴォケートを退社し、その後、新たに開設した独自のウェブサイトでレビューの内容をワイン・アドヴォケートの読者に無料に提供しようとしたことが、この行為がアドヴォケート側の気に触った。当初はアドヴォケート側がガローニ氏の行動は計画性があり、退社の意思がありながらアドヴォケートの予算でソノマの訪問とテースティングを行い、ワインのレビューを提出せずに会社を去り、その直後に自社のサイトにアドヴォケートの読者を誘導する手段を取ったことはワイン・アドヴォケートに対する詐欺行為と見られたが、双方の話し合いが行なわれ、ガローニ氏はソノマのワイン・レビューをワイン・アドヴォケートに引渡し、自社のサイトに掲載しない形で事態はおさまった。 ディスカバリー・チャンネルの番組でよく見る、虎が牙を見せただけで小さな動物は萎縮して獲物の横取りをやめるシーンがワイン業界で繰り広がれた様な気がする・・・怪我の功名としてガローニ氏の名前が色々のメディアに登場し、無料で彼の新しいウェブサイトに対してPR効果があったと思われるが、それにしてもガローニ氏の計算が少し甘かったような気もする・・・ 先週開催されたFood & Wine Magazineのペブル・ビーチのイベントに参加したガローニ氏の様子。お隣には老舗シャンパン・メゾンのテタンジェ社のヴィタリーさん。 (イメージ:RJ on Wine.comより) 今回の事態では余裕で対処したように見えるパーカー氏。 (イメージ:FinancialTimesより) (ニュース・ソース:The Drink Businessより)

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ワイン・ニュースのまとめ

先週のワインニュースのまとめ。 (イメージ:Very Simply Overcomplicatedより) 32万ドル(約3148万円)分の偽ワインをワイン・オークションで落札し、落札金額の返還を要求する裁判に関するニュースがメディアをにぎわせている。ワイン・コレクターのウィリアム・コッチ氏は2004年と2005年に元億万長者のエリック・グリーンバーグ氏がオークションに出展した24本のワインを落札し、その後これらのワインが偽物であると判明したことが問題の発端。 1988年にもコッチ氏は米大統領トーマス・ジェファーソンが所有したと思われた偽ラフィットを落札した経緯を持つ人物。これまで1千億ドルをワインや絵画などのアンティーク・コレクションに費やしてきている。コッチ氏は石油精製で富を得たコッチ・インダストリーズ創立者のフレッド・コッチの後継者の一人で、現在推定で40億ドルの資産を持つ。1992年にはヨット・レースのアメリカス・カップで優勝していて異色の経歴の持ち主。 一方、今回詐欺行為で訴えられているグリーンバーグ氏は初期の<ドットコム・バブル>でシリコン・バレーの成功者の一人として上り詰めたが、2000年に株市場の崩落で多くの資産を失っている。現在は自身が集めた7万本のワインを積極的にオークションなどで出展している。 偽ワインと判明したワインの一部: 1928 Chateau Latour 2,873ドル 1811 Chateau Lafite Rothschild 29,172ドル 1921 Chateau Petrus (magnum) 29,500ドル 1921 Chateau Lafleur (magnum) 18,564ドル 1870 Chateau Lafite Rothschild 18,564ドル 1945 Chateau Lafleur (magnum x3) 57,000ドル 1928 Chateau … Continue reading

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ワイン・アドヴォケート誌がアントニオ・ガローニを訴える

今年2月に突然、ワイン・アドヴォケート誌から独立したアントニオ・ガローニ氏に対してワイン・アドヴォケート誌は2月号に掲載される予定だった<ソノマ地区>のレビューを完了しないまま退社し、そして、そのレビューをワイン・アドヴォケート誌の読者に自社の新しいサイトで掲載する計画に対して<待った!>をかけた。 最後にガローニ氏がニュースに大々的に取り上げられてのは2月のニューヨーク・タイムズ紙の特集記事。この記事でガローニ氏が共有した情報がワイン・アドヴォケート側を即発したのかも・・・<ソノマ地区>のレビューを取材する段階ではワイン・アドヴォケート誌の契約スタッフであってため、取材に協力したワイナリーなどはワイン・アドヴォケート誌の取材と思って協力したはず。ニューヨーク・タイムズ紙の記事によると昨年の6月には独立の決断をしていて、<ソノマ地区>を取材した段階ではアドヴォケート側は独立に関して通知を受けておらず、当然、レビューはワイン・アドヴォケート誌で掲載されると考えていたはず。アドヴォケート側から見たら、ガローニ氏の新しいウェブサイトにアドヴォケートの経費で行なった取材内容を掲載されるのは筋違いもいいところ。 一方、ガローニ氏は<ソノマ地区>のレビューは元々アドヴォケート誌の2月号の掲載ラインアップには入っておらず、レビュー自体も最近、書き始めたと自社のウェブサイトでコメントしている。ガローニ氏は<有料のレビュー>を無料でアドヴォケートの読者に自社のサイトで提供するオファーをしたが、アドヴォケート側がこれを拒否したと公表している。 ワイン・アドヴォケート誌のガローニ氏に対する訴えは正式には「詐欺、契約上の義務の違反とテイスティングノートと記事の意図的かつ不当に差し控えている」と計画的にガローニ氏がアドヴォケートを利用してコンテンツを集め、それを独自の利益のみに活用しようとしていることとなる。 2月の段階では互いに良好な関係を強調していて、現在、ボルドーを取材しているロバート・パーカー氏は訴えに関してコメントをウェサイトに掲載しており、良好関係を望んでいることをコメントしていると同時に、今回の訴えは当然な行為とも強調している。 どのような決着がなされるのか注目する必要がある・・・ ※訴えの詳細はニュース・ソースのリンク先でご覧いただけます。 (ニュース・ソース:The Wine Cellar Insiderより)

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