Tag Archives: フランス

ワイン・ニュースのまとめ

先週のワイン・ニュースをいくつか・・・ シャンパーニュからは大手メゾンの<2012ヴィンテージ>の取り扱いに関してニュースが届いた。まずは<クリュッグ>は2012ヴィンテージはリリースしないことを決断。収穫された2012ヴィンテージの葡萄はレゼルヴ・ワインのグランド・キュヴェに使用されと発表。 (イメージ:bakerwineより) 一方、<モエ&シャンドン>では2012ヴィンテージを造ると発表。ただし、2010と2011ヴィンテージは造らず、こちらの葡萄はレゼルヴ・ワインに使用することを発表した。 これまで<ドン・ペリニヨン>と<フィリポナ>は2012ヴィンテージを造ると発表をしており、悪天候で難しい栽培シーズンであっても、収穫された葡萄の品質は予想されたよど低下しておらず、モエの場合、2011年のほうが糖度や酸が期待していた数値に達しなかったともコメントが出ている。 ヴィンテージ・ワインとしてパスされた葡萄でも熟成を経て、ほかの年のワインとブレンドされることで活かされるので決して無駄にならないところがシャンパンの賢いところの一つなのかもしれない・・・ (イメージ:Purple Cafe and Wine Barより) (ニュース・ソース:Decanter&The Drink Businessより) *** 今年に入って3つのナパのワイナリーがナパ郡当局からワイナリー運営許可書やそれに関連して施設の運営方法に関して訴えられているニュースを紹介しているが、今度はワイナリー側が立て続けに行われている訴えに対する対策を検討していることを発表。 今回の訴えはすべて小規模ワイナリーに対して起きており、裁判になると多額な裁判や弁護士費用が掛かり、ワイナリーを運営し続けるいくのが困難になるので、小規模ワイナリーを代表する組織を構築し、許可書関連の裁判ざたになる前にナパ郡の委員会で問題を解決するように当局の運営方法の変更を提案している。 そもそもワイナリー側は許可書や運営違反はに対して個々で対策をとっており、その状況の中でナパ郡当局から突然訴えられ、裁判になることはワイナリー運営には大きな打撃となる。どこのワイナリーも違法行為を意図的に行なっているとは考えておらず、当局側の指導を受けながら対策をとっていると理解している。いきなり訴えられるより、ナパ郡の委員会に問題の状況を把握してもらい、裁判で費用が積み重ならない方法で解決することを要請。 ナパ郡側はどのワイナリーに対して公平な対応をとっており、委員会を利用して特例や対策をとる手段は、今のところは考えていないとコメントをしている。 確かに潤沢な資金がないワイナリーには裁判は痛手で、どんな形でも裁判だけは避けたいのはわかるが、訴えが行なわれる前に、もう少し緊急性で変更や対策をとれば解決するような気もするのだが・・・おそらくナパ郡も裁判に税金を活用しなければいけないことや無駄な時間を費やすことで避けたいはずだが、規則や違法行為を監視する手段として必要な行為とも考えているはず。違法行為の問題から当局のプロセスの問題に多少すり替えているような気がする・・・ (ニュース・ソース:Napa Valley Registerより) *** (イメージ:ChicagoTribuneより) 最後は以前、ワイン・オークションに出展するワインを輸送途中で何者かに盗まれる被害にあったシカゴ在住の有名シェフのチャリー・トロッター氏は今度は違う立場でニュースに取り上げられてしまった。昨年の6月に当時、トロッター氏がオーナーを勤めていたレストランで保管されていた1945年産のマグナム・サイズのロマネ・コンティを46,227.40ドル(約437万円)でワイン・コレクターに譲ることに合意。金銭とワインの引き換えが行なわれた後に、ワイン・コレクターはワインに保険をかけようとしたところ、ワインの調査を行なった際に偽物と判明。この事態を受け、ワイン・コレクター側はトロッター氏に76,000ドル(約719万円)の損害金を要請する訴えを起こした。 第一線から一次離れる決意をしたトロッター氏はレストラン閉鎖後に立て続けにトラブルに見舞われている。今回のトラブルは意図的に行なったのかはまだ不明だが、踏んだり蹴ったりもいいところ。これを機に運気が変わることをいいのですが・・・ 昨年の8月にレストランを閉鎖した際には店の表通りをトロッター氏の名前を付けるほどの賑わいようだったが・・・ (イメージ:WBEZ/Louisa Chuより) (ニュース・ソース:ABC News Chicagoより)

Posted in カリフォルニア・ワイン, フランス・ワイン, 厳選ワインニュース | Tagged , , , , | Leave a comment

いよいよフランスでも<缶ワイン>

日本では缶に入ったワインに対して最近は特に抵抗はなく、今ではスーパーやコンビにでは普通に見かける商品。しかし、<ワインの本場>フランスは実は今だ未開拓の市場。伝統や文化を考えるとあまりにも違和感があるのが理由だかわからないが、今週末、ボルドーで開催される大型ワイン展示会<Vinexpo>でその伝統・文化に殴りこみをかける初のフランス産<缶ワイン>が登場する。 (イメージ:Winestarより) Winestarはセドリック・セガール氏がパリを拠点に開業した新しい事業。缶ワイン(187 ml)の中身はラングドック地区コルビエールAOC産の葡萄で造った3種類のワイン。第一弾は赤・白・ロゼのワインはChâteau de L’illeが醸造した。赤の中身はシラー、グルナッシュ、ムールヴェードル、カリニヤンのブレンド。白はマルヴァシーア、グルナッシュ・ブラン、ヴェルメンティーノ・ロールのブレンド。ロゼはシラーとグルナッシュをブレンドしている。缶ワインは1つ2.5ユーロで販売される。 (イメージ:Winestar/Twitterより) 黒を基調にしたシックなカラーリングとラベルのデザインは缶ビールや若者向けのアルコール飲料のポップな感じよりも、落ち着いた雰囲気がある。地元のLe Figaro紙のインタビューではワイン界の<ネスプレッソ>を目指しているとセガール氏はコメントした。最大のターゲットは、近年、ワイン離れが起きているフランスの若者たち。特に温かい季節に野外で食事をする機会が増えることで缶ワインが活躍できるのではないかと考えている。 1965年には平均でフランス人のワイン消費量は年間160リッターあったが、2010年の集計では平均が57リッターまで落ち込んでしまっていることが実態。また、現在は5人に1人が毎日ワインを飲むと消費習慣が変わってきた。 今回のWinestarの試みはすでに地元メディアからは上々の評価を獲得している。特に中身のワインが想像以上に好評なことで安心して楽しめることが見た目の違和感をぬぐい捨てることができるはず。あとは<ネスプレッソ>レベルになるには効果的な商品キャンペーンが鍵になると推測できる。現段階ではクルーニーやペネロペ・クルスのタレントは無理としても、若手俳優でピクニックやアウトドアが似合う人がいいような気がする。 (イメージ:Nespressoより) ちなみにイタリア・スパークリングのプロセッコを缶で売り出した<RICH Prosecco>はセレブ・タレントのパリス・ヒルトンをキャンペーンに起用したが、商品のイメージとは合わず、また、あまり売上も伸びなかったので、現在は別な路線でキャンペーンを行なっている・・・ (イメージ:RICH Proseccoより) (ニュース・ソース:NY Daily Newsより)

Posted in フランス・ワイン, 厳選ワインニュース | Tagged , | Leave a comment

水中でワイン熟成

(イメージ:MyNextLifeより) これまでもワインの水中醸造に関するニュースを耳にすることがあったが、その実験結果や水中熟成から得た教訓などはあまり耳にすることがなかったが、今回はボルドーのシャトー・ラリヴェ・オー・ブリオンでは56リッターの樽を牡蠣の養殖場に鎖で固定し、2009年のメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドを6ヶ月水中で熟成を行った。 同時に通常通りにワイナリーのセラーでも同じブレンドの熟成を行い、2つの異なった環境で熟成を行われたワインの試飲がシャトーのワイン・コンサルタントであるミッシェル・ローラン氏のラボで行われた。通常の環境で熟成されたワインに色は通常通り若いワインの色が出ており、しっかりとタンニンも出来上がっていた。一方、水中樽のほうは海水から加わったと見られる微量の塩分が渋みを取り消し、味わいの深みを強調され、アルコールの度数も低く、すでにタンニンに丸みが出ている結果になっていることがわかった。ローラン氏によると「水中熟成されたワインのほうが断然、上で、セラーで熟成されたワインより複雑な味わい、強調された風味があって、同じワインとは言えない。水中のほうが飲みやすく、タンニンが柔らかく、通常の通に熟成されたワインより熟しているように感じられた。」この結果を踏まえ、ローラン氏は今後も水中熟成のコンサルタント依頼に意欲をみせている。 なぜこのような違いが生まれたのかが、実際に気になるところである。まず、熟成に必要な条件を考えてみよう。基本的に5つの要素が関わっていると考える、酸素、温度、明かり(正確には暗さ)、気圧、動き・揺らしである。基本的に水中でこれらの条件は満たされる。今回の実験では約6メーターの深さで鎖で固定された。潮の引きで毎日1時間程度天日にさらされた。また1日2回の潮の満ち引きで約8億cm3の海水が動き、適度の揺らしを樽に与える。 フランスの牡蠣養殖場での作業風景 (イメージ:Wikipediaより) これまでもフランスやイタリアで水中熟成の実験が行われており、水中での酸素不足に関する課題は取り上げられている。白ワインでは深い位置(約18メーター)での長期(6ヶ月)の熟成ではワインの香りを引き出すのに適していないことは明らかになっており、一方、赤ワインは深い位置で酸素が薄い位置でも十分な熟成が可能ともわかっている。 水中熟成が今後もどれだけ普及するのかはわからないが、スペインのカヴァの大手メーカーのフレシネもカヴァの水中熟成の実験に乗り出しており、今後も多くのデータが出てくることが予測される。これまでは大西洋と地中海での実験が行われており、今だ太平洋での事例はない。カリフォルニア、オレゴン、ワシントン、カナダ、そして日本も太平洋を面しているワイン産地なので、そのうちこれらの地域のエキセントリックなワインメーカーが試すのもそう遠くないのかも・・・ シャトー・ラリヴェ・オー・ブリオンの令嬢、Emilie Gervosonさん (イメージ: Serge the Conciergeより) (ニュースソース:WineSpectatorより)

Posted in フランス・ワイン, 厳選ワインニュース | Tagged , , , | 1 Comment

フランス人のワイン離れ事情

(イメージ:FoodRepublicより) ファイナンシャル・タイムズ紙に興味深い記事が掲載された。記事の内容はフランス人のワイン離れに関して。記者のサイモン・クパー氏(Simon Kuper)はパリ在住(他国から移住)の記者で最近のパリジャンのワイン消費の傾向を過去の傾向と比較しながら解説している。 いくつか過去のワイン習慣に関する事例を紹介させていただきます:- 中世時代は飲み水よりワインのほうが衛生的に安全だった。 1939年にはフランス人の平均消費量は1日に1/2ボトルを消費してた。 第二次世界大戦の時代はフランス国民の80人に一軒の飲み屋に対し、ドイツでは270人、イギリスでは430人、スエーデンは3000人に一軒。 1960年代には肉体労働者は一日に数リッターを消費、子供は水で薄められたワインを飲んでいた。 1950年から1965年、フランスの成人男性はイギリス人よりアルコール関連の理由で亡くなる確立は70倍であった。 (イメージ:Real-Fansより) 現在のワインの習慣をいくつか:- 職場が畑からオフィスに変わってきたことから昼食の時間が縮まり、午後も仕事を続ける必要性が高まる。 これまでの風習から異なり政府からアルコールの健康に与える影響が忠告が増えた。 これまた国民の習慣であった飲酒運転の取締りが強化された。 ワインが日常品から嗜好品になった。(イタリアでも同様なことが起きた) 世界規模でフランスのワイン消費は4位に落ち込んだ。 1939年と比較して現在のフランス人のワイン消費はその時代から1/4に落ち込んだ。 2010年の統計によると12%のフランス成人が毎日アルコールを消費する。 (イメージ:TheTipsySommelierWineより) おそらく英語が母国語である記事の作者のクパー氏が強調していたのは、決してフランスが落ち目であることではなく、逆にフランスのグローバル化を率先して受け入れている結果と分析している。フランス人は頑固で柔軟性に欠けている国民性の偏見(特に英語圏の国から)があるが、ワインを通じてフランス人の習慣や文化が変化していて、それを受け入れていることを象徴している。ワイン業界においても消費量が変わっていても、栽培、醸造、販売などの分野では常に業界をリードしており、常に他国の目標であることは確かだ。 (ニュースソース:FinancialTimesより)

Posted in フランス・ワイン, 厳選ワインニュース | Tagged , | Leave a comment

収穫シーズン真っ盛り

収穫関連のニュースをいくつか。 ロイターによるとフランスのボジョレー地方では収穫が本格的に突入し、年初めの寒さ、4月から8月まで続いた断続的な雨などの影響でいくつかの葡萄の木、特に樹齢を積み重ねた物に影響が出ており、前年の収穫量の約半分の40万ヘクトリッターに止まると地域葡萄栽培団体から発表が出された。量は減るが、質に関してはこれからが勝負で、収穫対象となる葡萄の熟成・濃縮度に関しては問題は上げられていない。問題が発生するのは消費者側。11月の第3の木曜日に解禁になる<ニューヴォ>の価格が10%上がると予測される。ちなみにフランスではボトル1本の通常価格は4ユーロ程度。これに10%の値上げになるので、葡萄農家のことを考えればそれほど苦にならないはず。 (イメージ:AGlassAfterWorkより) (ニュースソース:Reutersより) *** フランスの葡萄収穫関連でもう一つ。 (イメージ:AFPより) 人で不足で葡萄畑の管理に手助けをする小型ロボット<Wall-Ye>が登場。(ピクサー映画の『WALL・E/ウォーリー』にちなんでいるのでは・・・)ブルゴーニュの発明家、クリストフ・ミロ氏が開発したこのロボットは高さ50センチ、幅60センチ程度。4輪で動き回り、2本のアーム、6台の小型カメラで畑作業を行う。アームにはハサミが備え付けられ、1日で600本の木の剪定作業が可能。6台のカメラはセンサーとメモリー機能と連結しており、畑と葡萄の木の形を記憶および記録することで剪定の判断ができる。すでにいくつかのワイナリーが興味を示しており、メドックのCh.ムートン・ロートシルドの畑では試験的に導入している。1台2万5千ユーロが販売価格。剪定などの単純作業には人を雇うより効率化が図れると畑管理者は述べている。 (ニュースソース:AFPより) *** 最後はナパの収穫状況をいくつか。  (イメージ:NapaValleyVintnersより) 本格的な赤ワイン用の葡萄の収穫に突入したナパ・バレーでは地区別(北から南へ)にワイナリーまたはヴィンヤードからのコメントが入ってきている。 カリストガ:OnThEdge Wineryから「日中は32℃、夜は4℃の温暖の差が糖度、酸、味わいにバランスが良い。ジンファンデルとメルローの収穫は始まり、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランは今週中に開始。」 ハウェル・マウンテン:Ladera Vineyardsからは「丘の東側の葡萄収穫は始まったが、他はホールディング状態。糖度はいい状態だが、味わいのバランスがまだ様子見。」 スプリング・マウンテン:Smith-Madrone Wineryから「順調な収穫。例年とは逆な状態でカベルネは始まったがシャルドネとメルローがまだ行なわれていない。」 セント・へレナ:Napa Valley Viticultureから「メルローは収穫完了間近。カベルネはまだ始まっていない。最近の涼しい気温で熟成速度に一息、理想の熟成度を選んで作業を続けられるのはここ2年にはなかった贅沢。」 ラザフォード:Piña Napa Valleyから「今週は気温が上昇して、カベルネの熟成が順調に進んでいる。西向きの畑は収穫間近。来週に一部の畑の収穫が始まる。」 ヨントヴィル:Rocca Family Vineyardsから「今週の終わりには収穫開始予定であったが、少し涼しい気温で現在は様子見。」 スタッグス・リープ:Chimney Rock Wineryから「今週の気温が下がったことで多くの畑での収穫は一時停まった状態。」またHartwell Vineyardsから「数少ない収穫されたソーヴィニヨン・ブランとメルローの醸造を始めている。」 アトラス・ピーク:Stagecoach Vineyardsから「気温は理想的。白ワイン用の葡萄とメルローの収穫は順調に進んでいる。カベルネ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、マルベックは順調に熟している。」 オーク・ノール:Trefethen Vineyards & Wineryから「先週、シャルドネの収穫を遅らせたので、今週はシャルドネ収穫に専念。赤ワイン用の葡萄かこれから。」 カネロス:Hudson Vineyardsから「今週は気温が下がったので収穫は一時停止。いい休息となった。涼しい気温で長いハングタイムで糖度があまり上がらずにいい味わいの葡萄が出来ている。」また、Heron … Continue reading

Posted in カリフォルニア・ワイン, フランス・ワイン, 厳選ワインニュース | Tagged , , , , | Leave a comment

フランスがアメリカ産の<シャトー>ワインを締め出す

ボルドーのグラン・ヴァン連盟の代表のローレン・ガペンヌ氏はアメリカ産のワインで<シャトー>と<クロス>の名前が付いたワインはEUへの輸入を引き続き禁止するように申し立てを行なっている。 最大の理由はフランスでは<シャトー>の商標を得るのにはフランス国内で定められた基準があり、アメリカ産のワインにはこの基準がないため消費者に混乱を招くとの言い分。フランスではシャトーの敷地内または申請されている区域内で栽培された葡萄で造られたワインのみにシャトーの商標を使うことを許可されている。一方、アメリカではこのようなルールが定められていない。ガペンヌ氏は数百年続くフランスの伝統がアメリカ産の<シャトー>や<クロス>表記のワインで特にEU内の消費者は誤解を受けると主張している。 現在、EUではフランスの基準を満たさない<シャトー>や<クロス>表記のワインは2009年より輸入禁止になっており、米国側は禁止を解くように申し立てている。もし、米国の申し立てが売れ入れられれば、他国や他の商品も表記に誤解を招く前例を作ると懸念している。EUの判断は来週中に出ると予測される。 カリフォルニアで<シャトー>や<クロス>の付く名前のワイナリー: Chateau Montelena Winery(ナパ) Chateau St Jean(ソノマ) Chateau Diana Winery(ソノマ) Chateau Julien(モントレー) Chateau Margene(パソ・ロブレス) Chateau Sinnet Winery(ハイランド・バレー) Chateau Leidigh(シエラ・フットヒル) Chateau Routon Winery(フェアー・プレイ) Chateau Le Maul(カラヴァレス) Chateau Lasgoity Winery(マデラ) ※Chateau Ste. Michelle(ワシントン州) (イメージ:ConnecticutFood&Wineより) Clos Du Val Winery(ナパ) Clos … Continue reading

Posted in カリフォルニア・ワイン | Tagged , , | Leave a comment

ワイン・ニュースのまとめ

先週のワイン・ニュースで最も多く取り上げられたのが中国人資産家たちがブルゴーニュ及びボルドーで代々フランス人所有の畑を買収しているニュース。 ブルゴーニュのコート・ドールにあるシャトー・ドゥ・ジュブレ・シャンベルタン (イメージ:Panramioより)  ブルゴーニュのジュブレ・シャンベルタン(Gevrey-Chambertin)村にあるシャトー・ドゥ・ジュブレ・シャンベルタン(Chateau de Gevrey-Chambertin)がマカオ出身の投資家に買収されたニュースがフランス人に海外投資家のフランス進出に懸念をもらしている。このニュースはワイン業界のニュース・アウトレットに止まらず、一般のニュース機関でも取り上げられている。 今年2月に同じくブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネ内のシャン・ペルドリ(2ヘクタール)の畑が中国出身の実業家に買収された。その後、今回のシャトー・ドゥ・ジュブレ・シャンベルタンの売却は実際には5月に起きていた。そして、最近、ボルドーのサンテミリオンにあるシャトー・ベレール(40ヘクタール)が買収された。フランスでは2008年を皮切りにすでに40ヶ所の畑が中国関連の企業や実業家に買収されている。 フランス国内の最大の懸念は、国内の買い手がいても土地の相場価値をはるかに上回る金額を中国側が提示することで、すべての国内の買い手が腰を引いてしまうことに問題があるのではないかと分析されている。フランスの伝統文化の一部でもある葡萄畑をフランス人にもフェアーに買収できるように管轄の取引員会に申し出を入れるようだ。 フランスの経済家は海外からの投資は歓迎すべきだと見解を示している。中国人が買収した土地に中国からの観光客が集まり、ワインも売れて、フランス経済に対してプラス要素がたくさんある。一方で中国からの需要が増えすぎると品薄状態になりワインや葡萄の価格が高騰するのではないかと懸念する評論家もいる。 現在は主に中規模や比較的新しいワイナリーと畑が中国買収の対象となっているが、今後、老舗ワイナリーや畑などが対象となるのであれば、世論の懸念の声も強まることも予想できる。 (ニュース・ソース:TheDrinkBusinessより) ***  ボルドーでの収穫作業 (イメージ:Decanterより) フランス関連でもう一つ。2012年の葡萄収穫状況がフランスの担当政府機関から発表された。今年の予定収穫量は総4千250万ヘクトリッターで平年より「非常に少ない」との見解を発表した。この数値は1991年の5千100万ヘクトリッターの数値を下回る記録的に少ない量となる。量は少ないが、質に関しては期待をもてるとの見解も発表している。 (ニュース・ソース:AFPより)

Posted in フランス・ワイン, 厳選ワインニュース | Tagged , , , , , | Leave a comment

ワイン・ニュースのまとめ

先週のワイン・ニュースのまとめはフランス・ブルゴーニュ地方とアメリカ東海岸のニュージャージーから。 アメリカ在住のインドネシア人ワイン・ブローカーのルディー・クルニアワン被告のニュースが今年の3月に飛び込んできましたが、先週、米ヴァニティ・フェア誌(2012年7月号)に詐欺事件の追跡記事か掲載されこの中でFBI捜査に大きく協力されたドメーヌ・ポンソのオーナー、ローラン・ポンソ氏の話が記事の大半を占めた。その中で今回のクルニアワン被告の詐欺行為は彼一人で行なうことは到底無理で、協力者がいたはず、そして、その人物の想像はついていると記事の最後に語っている。 *** ローラン氏の話と直接関連しているかはわからないが、ブルゴーニュ地方に関連した新たな詐欺事件が発覚。1832年から続いているブルゴーニュ第3のネゴシアンであるラブレ・ロワが格安のスーパーマーケット用ワインをニュイ・サン・ジョルジュ産として2005年~2009年の間で200万本を販売していた。ラブレ・ロワを経営する80歳の兄弟、アルマンドとルイスはフランス当局に先週逮捕された。この他にも3月にボーヌのネゴシアンも格安ワインを利用してブルゴーニュAOC格付けで販売しょうようとして捕まったばかり、立て続けにブルゴーニュ地方に関連したワイン詐欺ニュースが表面化。 *** 「1976年のパリ・テイスティング」とまでは行かないが、この度、ニュージャージー州のプリンストン大学でフランスの一級格付けワイナリーとニュージャージー産のワインでブラインド・テイスティングが行なわれた。くしくも1976年と同様な結果は生まれなかったが赤・白ワインの両部門でニュージャージー産のワインが大健闘。白ワインではJoseph Drouhin Beaune Clos Mouchesがトップに出たが2位から4位まではニュージャージー産が独占。また赤ワイン部門ではChateau Mouton-RothschildとChateau Haut-Brionがトップ2を獲得したが3位にはニュージャージー産のカベルネ・ソーヴィニオンが見事入賞。アメリカではニューヨーク州やバージニア州のワインが高評価を受けているが、ニュージャーシー・ワインがこれほどの物とは知らず勉強になりました。今回の両テイスティングのトップ5は次のとおり: WHITES 1 Joseph Drouhin Beaune Clos Mouches 2009 FRA 2 Unionville Chardonnay 2010 NJ 3 Heritage Chardonnay 2010 NJ 4 Silver Decoy “Black Feather” Chardonnay NJ 5 Domaine … Continue reading

Posted in フランス・ワイン, 厳選ワインニュース | Tagged , , | Leave a comment

最高落札金額を香港オークションで更新

シャトー・ラフィット・ロートシルトの1869年が1本約1890万円相当で香港のサザビーズ・オークションで落札された衝撃的ニュースはご存知の方も多いでしょう。ちなみにこれまでの最高落札金額は同じくラフィットの1787年(3代目米大統領トーマス・ジェファーソンのイニシャルが刻まれているボトル)が168,000ドル(1360万円)でアメリカのフォーブス誌の代表が落札した。 今回、落札されたのは中国の本土の実業家と推測され、計3本を落札。香港のワイン専門家の話によると西洋人はこのようなワインはトロフィーのように人に見せびらかすのが通のやり方で、東洋人はいかなる価格でも消費することが目的と考えられているようです。実業家のハウスパーティーに御呼ばれされたいものです。 オークションでヴィンテージワインに対して破格の価格が付くことはお金を持ちの豪遊感覚があり話題性もありますが、香港のオークションで本当に驚かされたのは2000年ヴィンテージに580万円(1ケース/12本)や2009年ヴィンテージが557万円などニューヨークやロンドン市場の通常取引価格より2~3倍の価格で落札されたことです。 偽ラフィットが多く出回っていることが原因なのか、ニューヨークやロンドンへ出張する機会がないのかわかりませんが、ラフィットにこれだけ中国人のニーズがあるの集まるのが少し不思議に感じます。今回のオークション終了後、ラフィット・ロートシールト社は次回リリース予定の2008年ヴィンテージには中国消費者に経緯を払う意味でエチテットのどこかに漢字で「八」の文字をデザインに加えると発表がありました。当然のことながら発表後に2008年ヴィンテージに対し中国からの予約注文が殺到したとの情報も出ています。ラフィットも中国人負けずに商売上手。 今週も香港でシャトー・ムートン・ロートシルトやDRCを含んだワイン・オークションが総額約1億万円分、落札されたとのニュースが報道されています。レアアースに止まらず、今や高級レア・ワインも中国が独占の時代突入か。

Posted in フランス・ワイン, 厳選ワインニュース | Tagged , , , , | Leave a comment

「シャトー・ディケム」06プリムールは300ユーロ

ボルドー甘口ワインの最高峰「シャトー・ディケム」の2006年プリムール(ワインの先物買い、樽詰め直後のワインを買い付け。)1回目の売り出し価格は300ユーロ(約5万円)となった。前年より100ユーロ低いものの、現在の市場は赤ワインの需要が強く、「高すぎる」という見方もある。2006年は英国の評論家ジャンシス・ロビンソンが「信じられないワイン」と絶賛し、米国のロバート・パーカーも得点はつけていないが高く評価している。左岸の1級シャトーのネゴシアンへの最初の販売価格はほぼ330ユーロで並んだ。これは市場最高値となった05年の3分の2だが、平均的な04年や生産量の激減した03年よりはるかに高い。ただ、投資目的のワインファンドや世界の新興富裕層の需要が集中しているのは、赤ワインのトップシャトー。ディケムは瓶詰めして発売までの期間が赤ワインより1年長い3年かかることもあって、投資目的の購入にも向いていないと見られている。 1本のブドウの木からたったグラス1杯のワインしかつくらないと言われる贅沢なワイン。ワイン作りには妥協を許さず、1964年、1972年、1974年にはまったくワインが生産されていないそうです。 パーカー氏いわく「最高の飲み頃になるにはほとんどの場合15年から20年の年月が必要であり、偉大なヴィンテージは50年あるいはそれ以上経っても、新鮮で退廃的に豊かなままであろう。」といわしめる 白ワイン、50年後の飴色になった白ワインは一体どんな味がするのでしょうか? それよりも写真の1894年製は本当にまだ飲めるワインなのでしょうか?それとかなりの底上げボトルですね、正味何mlなのでしょうかね。

Posted in フランス・ワイン, 厳選ワインニュース | Tagged , , | Leave a comment