Tag Archives: ニューヨーク州

ソノマの人気ワイナリーがニューヨークでリースリング栽培に挑戦

(イメージ:syracuse.comより) 最近このブログで度々登場するソノマのPaul Hobbs Wineryのポール・ホブス氏がドイツのモーゼル地方で活躍するSelbach-Oster Wineryのジョハネス・セルバック氏と組んでニューヨーク州のフィンガー・レイクスAVA内のセネカ湖周辺でリースリング栽培プロジェクトを旗揚げするとワイン・スペクテーター誌で発表された。 (イメージ:Hazlitt 1852 Vineyards/Facebookより) ホブス氏とセルバック氏は共同でフィンガー・レイクスの中央に位置するセネカ湖の東側を走るルート414沿いの土地67エーカーを購入。ルート414にはLamoreaux Landing、Standing Stone、Wagner、Hazlitt 1852、Damiani Wine Cellarsなど人気のワイナリーが集中するフィンガー・レイクスの一等地。セネカ湖のこのエリアだけがなぜか周辺よりも寒さが柔らかく、ドイツのライン産地と条件が似ており、上質な葡萄栽培に適していると理解されている。また、ラインのモーゼル地区と同様に急斜面に畑が位置し、フィンガー・レイクスで活動しているほかの栽培かも、<リースリング本場>の栽培方法やテクニックを吸収することができると期待感が高まっている。 今回は主にリースリング種を栽培する予定だが、一部Gewürztraminer種またはPinot Blanc種の栽培も検討している。 (イメージ:DamianiWine/Facebookより) 最近、ホブス氏がカリフォルニア発のニュースで取り上げられる際は、ソノマの地元住民との間での葡萄畑拡大での自然・環境破壊問題関連のニュースばかりであまり喜ばしいニュースではないが、今回のニュースはホブス氏にとってそもそも東海岸ニューヨーク州出身で、<故郷に錦を飾る>形となる。実際のワイン造りは先の話(予定では2015年ヴィンテージを目指している)になるが、西はカリフォルニアから、東はドイツからニューヨーク集結し地元住民も期待感が高まる新たなプロジェクトはうれしいニュースであることは間違えない。 (イメージ:DamianiWine/Facebookより) (ニュース・ソース:Wine Spectatorより)

Posted in 厳選ワインニュース | Tagged , , , | Leave a comment

<極循環>現象がアメリカのワイン産地を襲う

1月6日のフィンガーレイクのホスマー・ワイナリーのリースリング畑の様子。 (イメージ:Hosmer Winery/Facebookより) (イメージ:High Heeled Travelerより) アメリカ北部では1月に入って南極の寒さを上回る「極循環」(きょくじゅんかん/英語:polar vortex)現象が発生し、ニューヨーク州西部のフィンガーレイク産地でも今回の極寒の影響が大いに心配された。今月の6日あたりからシカゴやミネアポリスなどの都市では-12℉(-24.4℃)まで気温が下がった。ニューヨークのフィンガーレイクの一部では-10℉(-23.3℃)まで下がり、科学的な証拠はなく、状況や台木の種類にもよるが、通常では3時間以上-10℉に温度が下がると、葡萄の木が枯れると理解されている。葡萄の木が完全に枯れなくても、<芽/つぼみ>が枯れるケースがあり、今週に入って多くのフィンガーレイクの葡萄農家は葡萄の木の健康状態の検査に追われた。 (イメージ:Shaw Vineyardsより) 30年以上の葡萄栽培の実績を持つ<Shaw Vineyard/ショー・ヴィンヤード>は調査結果を地元紙に公表し、実際の葡萄の木が完全に枯れるダメージはなかったが、この先今シーズンの<芽/つぼみ>が通常通りに発するのかは春になるまで判断できないと取材に答えた。ショー・ヴィンヤードの創業者のスティーブ・ショー氏によると最悪でいくつかのケースを頭に入れなければいけないと説明。まずは例年と比較して量と品質の低下。春の段階で<芽/つぼみ>が出ない場合、部分的に新たな接ぎ木を行なうことも視野に入れなければいけない。そして、最悪の事態として台木ごと完全な植え替えを覚悟をしなければならない。極端な寒さだけでなく、低温から温度が急激に上昇すると、土壌に染み込んだ水分が根や樹幹に吸収され、氷状態から液体状態に急に変化するとひびが入ってしまい、ひびが広がると台木ごと枯れるケースがある。 ショー・ヴィンヤードで<芽/つぼみ>の調査が行われた様子。 (イメージ:New York Cork Reportより) 今回の「極循環」現象でフィンガーレイクでは-3℉~-8℉の気温の報告が複数の畑から届いており、多少の<芽/つぼみ>のダメージ想定を覚悟している。一方で今週に入って50℉まで気温がのぼり、雪が溶け始める事態も起きており、急激な温度変化の心配が種となってしまっている。 ニューヨーク州から少し西に行ったオハイオ州やミシガン州はここ数年ワイン産業が盛り上がってきているが、「極循環」現象でニューヨークよりも気温が下がり最悪の事態は免れたのかが気になってしまう。 (イメージ:Huffington Post/Jan Diehmより) (ニュース・ソース:New York Cork Reportより)

Posted in 厳選ワインニュース | Tagged , , | Leave a comment

偽造ワイン事件の裁判結果

ここ数週間、ワイン関連のニュースは大量の偽ワインをオークションなどを通じて販売したルディ・クルニアワン(Rudy Kurniawan)被告人の裁判で一色だった。ニューヨーク州のマンハッタンで開催された裁判だったの一般のニュースを含めて多くのニュース・アウトレットは報道されることからこのブログでの紹介をあえて控えていたが、今週の水曜に裁判の判決が下され、予想通りの結果がでたことから、この事件の幕がおりることとなった。 (イメージ:Los Angeles Times/Ricardo DeAratanhaより) 12月9日に開始した連邦裁判所は18日にクルニアワン被告人が偽造ワインの販売と金融機関への詐欺の罪で有罪の判決で20年の禁固と罰金で終了した。実は<偽ワインの販売>に関してアメリカでは初の有罪の判決であったことが歴史に残る事件と判決となった。 インドネシア出身で37歳のクルニアワン被告人は2002年頃にロサンゼルスの高級ワインの試飲会や食事会に度々現れるようになり、自ら集めたブルゴーニュやボルドーからのレア・ワインを会に持参し、特にロマネ・コンテに対しては<利き酒>ができるほどの舌の持ち主だったことから<ミスター・コンティ>のあだ名が付くほどワイン界で知名度を上げていった。レア・ワインを専門に扱うニューヨークのアッカー・メラル&コンディット社などを通じて自ら収集してきた高級ワインをオークションに出品するようになり、2002年~2007年の間をピークに2006年だけでも約35億円相当のワインをオークションで販売した。 (イメージ:Xuniteより) レア・ワインのオークション市場全体で約300億円市場まで成長する中、2008年に出品したブルゴーニュの<Domaine Ponsot/ドメーヌ・ポンソ>の<Clos St. Denis/クロ・サン・ドニ>1945年ヴィンテージがワイン・コレクターの目に止まり、コレクターがポンソに問い合わせたところコレクションに含まれていた1945年~1971年ヴィンテージはドメーヌは活動していたが、<クロ・サン・ドニ>は80年代から始めたシリーズだったので、ヴィンテージも当然ありえなかった。オークション・ハウスやワイン・ディーラーはクルニアワン被告人が取り扱うワインをオークションから取り除く動きが始まり、いくつかの言い分を重ねワイン収集を続けてワイン・ディーラーに販売を続けていたが、2012年にクルニアワン被告人から譲り受けたワインがロンドンのオークションで偽物と判明したことをきっかけにFBI捜査局がクルニアワン被告人のロスの自宅の家宅捜査を行い、無数の偽のワイン・ラベル、空のワイン瓶など押収し<偽ワイン造りのラボラトリー>であることが判明し、逮捕とつながった。 (イメージ:Friend Eatより) 今回の裁判ではドメーヌ・ポンソのローラン・ポンソ氏やクルニアワン被告人が出品したワイン219本(約2億円)をオークションで購入した億万長者のビル・コッチ氏などが証言を行なった。関係者の証言、押収した証拠品などを考慮し有罪は免れないほどの裁判で、司法取引を行なわなかったことが不思議に感じる人は少なくなかった。 今回の裁判で最も興味深かったのが、クルニアワン被告人がどのように偽ワイン造りを行なったのかが明らかになったこと。 まず、レア・ワインが飲まれる試飲会や食事会で使用済みのワイン・ボトルを収集したいた話は昨年のエスクァイア誌の特集記事でも紹介された話しだが、実際に中身の造り方または本物に近づけさせるための方程式などが今回の裁判で明らかになった。 (イメージ:Wine Spectatorより) レアで古いワインには独特な青臭い香りが付く。中には乾燥ハーブや缶詰のアスパラガスのような特徴で表現されるが、古ければ古いほどこの香りを避けることはできず、当然、クルニアワン被告人もこれを理解していたため、1本約60ドル程度の価格で販売されている古い(1970年代頃)需要がないワインをヨーロッパから大量に買い集めていた。押収された証拠品の中にはイギリスのワイン・ディーラーに904本このようなワインを購入したインボイスが残っている。これらのワインをカリフォルニア産の早飲みの若いワインとブレンドして偽ワインを造りを行なった。 またフランスの<良いヴィンテージ>は夏が温かく、熟成度が高めの年のワインをさすことが多く、この特徴を活かし、カリフォルニアでも熟成度が高めのワインを偽ワイン造りに買い集めたことがわかった。 時には上質な偽ワインを造るためには投資も必要で、押収品の中には1本200ドルするMarcassinが存在し、偽のレアなブルゴーニュ造りに活用されたことも明らかになった。 (イメージ:California Wine Reportより) 最後に、できるだけ本物と一緒にセットを組みオークションに偽ワインを出品することも心がけたようで、言い逃れができるような状況を作っていたことが明らかになった。 クルニアワン被告人を弁護したジェロム・ムーニー氏は高級ワインを楽しむハイ・ソサエティに強く憧れ、このグループの一員になるためにエネルギーを費やしたと説明。また、ハイソについていくためにスポーツカーや腕時計の高級品を入手が派手になり、この生活を維持するために偽ワイン造りが盛んになったと説明している。 金融機関のへの詐欺行為はローン申請に入国状況に関して偽りの内容を行なったことで罪に問われ、2003年に長期滞在の申請を行なったが、申請が却下されてアメリカからの退去を命じられていたことを隠していた。 今回の判決に対して上訴することを予想されるが、判決が覆される可能性は非常に低い。 (ニュース・ソース:NPR、Los Angeles Times、Wine Spectatorより)

Posted in カリフォルニア・ワイン, フランス・ワイン, 厳選ワインニュース | Tagged , , , , , | Leave a comment

顧客のニーズに合わせワイン販売を伸ばす試み

(イメージ:Uproot Wineより) 共にニューヨークを拠点に活動しているワイン専門家が新しい試みを取り入れワインの販売数を伸ばそうと取り組んでいる。 まずは金融街で働いていた2人組みがそれぞれの専門分野を活かし新しいワイナリーを開業し、新たなビジネス・モデルで顧客獲得を目指している。<Uproot Wines>はニューヨークとカリフォルニアのナパを拠点に活動している。ナパでは金融市場で働いたがワインメーカーに転職し7年間Joseph Phelps、Cakebread Cellars、Vineyard 29などで修行を行なったグレッグ・シエンフェルド氏がナパ・バレー産とセントラル・コースト産の葡萄を活用して上質なワインを造っている。現在はラインアップは3種類のワインで、$42のナパ産のソーヴィニヨン・ブラン、9ヶ月樽熟成を行なったレゼルブのソーヴィニヨン・ブラン($44)、そして、サンタバーバラのサンタ・イネズ産のグルナッシュ・ブラン種で造った白ワイン($34)で今のところ展開している。近々赤ワインもラインアップに加わる予定。 味わいの特徴:(上から下に)メロン、芝生、シトラス、グレープフルーツ、パッション・フルーツ。 (イメージ:Uproot Winesより) 一方、ニューヨークを拠点に活動しているジェイ・リービー氏はベンチャー・キャピタル・ビジネスを専門としており、ビジネス・アイデアに資金や投資家を結びつけることを専門としている。リービー氏はシエンフェルド氏が造ったワインを<ミレニアル世代>にアピールし、販売することをメインのビジネス戦略に掲げており、<ミレニアル>消費者に対して様々な工夫を行なっている。 まずはワインはディストリビューターを活用せず、すべて自社のサイトでのオンライン販売に限定している。基本的にオンライン上でしか体験できないワインになるので、ワイン・ラベルには特殊な工夫を行なっている。ワイン・ラベルのデザインは様々な色に塗られたブロックになっている、各ブロックはワインの味わいを表しており、購入を検討している人に試飲せずに、視覚を活かしてワインの特徴を正確に伝える工夫を行なっている。 味わいの特徴:(上から下に)ガソリン、チユーイング・ガム、ネクタリン、メロン、レモン。 (イメージ:Uproot Winesより) また、テイスティング・ルームなどを所有しない代わりに、会員制のワイン・クラブへのオンラインで登録していただき、各地で開催する予定のイベントやプライベート・テースティングなどへの招待を受けるシステムを導入している。近日には有名シェフと組んで料理とワインイベントを数箇所で開催する予定。詳細は会員のみに知らせる。 けっしてお買い得の価格でもなく、セレクションの数もそれほど提供していないのだが、<ミレニアル世代>に対して上手にアピールを続けており注目ワイナリーとして様々なメディアに登場している。個人的には単純に「ミレニアル向けのワイナリー」のキャッチフレーズだけで<何杯のおかわり>を繰り返しているような気がする。このフレーズが一人歩きして取り上げられていることが最善のビジネス戦略と見受けられる。 *** 一方でニューヨークのコーネル大学の経済科のミゲル・ゴメズ教授は<ワインの消費者は実際に何を求めているのか>研究結果を発表した。主にニューヨーク州で開業しているワイナリーとテースティング・ルームに調査に協力を要請し、看板・ロゴマークから駐車場の便利さまで幅広分野での調べを行なった。 ニューヨークのBelhurst Estate Wineryの様子。 (イメージ:Finger Lakes Visitors Connectionより) 結果的にこれまでワインの販売に大きな要素と認識していたワインの味わいや熟成度などよりもテースティング・ルームから見れる風景やテースティング・ルームの定員の知識と接客が顧客満足度では大きな割合を占めた。風景に関しては仕方がないが、定員の知識と接客は対象法がある。まずワインの知識に関しては客観的な情報と主観的な情報の間ではワイン専門誌での評価など客観的な情報を好むと理解しており、定員の主観的なワインに対する感想はあまり購入に役立たないとわかった。 マンスフィールド教授がワイン接客に関して講義を行なっている様子。 (イメージ:The Cornell Daily Sun/Anna Mansfielsdより) ゴメズ教授の同僚のアナ・マンスフィールド教授はニューヨークのワイナリーやテースティング・ルームを対象に研究結果に関する従業員トレーニングを実施している。トレーニングを取り入れているワイナリーやテースティング・ルームでは地域特有の土壌、葡萄、ワインなどの知識を含めて、顧客のニーズに合う効果的な接客方法のとり方を学べる。トレーニングの効果も売上数値にも現れており、今後はゴメス教授とマンスフィールド教授の共同で受講エリアを拡大することを目指している。 Uproot Winesと異なって直接顧客と対面する機会があるワイナリーなどは手法はことなるが、顧客のニーズを把握し、ビジネス戦略を実施している面では共通点も感じられる。もう一つ共通点として、共にワイン産業の中心ではなく、東海岸で起きていることが興味深い。西海岸のサンフランシスコ、サンタバーバラやオレゴン州やワシントン州などと比べるとワイン産業事態は地域に根強く密着感はまだないが、地元のワインを広めようとしている意識は非常に高く、西海岸より効率よく、ビジネス・マインドで取り組んでいる様子も強く感じることもできる。 (ニュース・ソース:Upstart Business JournalとThe … Continue reading

Posted in 厳選ワインニュース | Tagged , | Leave a comment

ニュージャージーのワインショップがニューヨークとの取り引きにストップをかけられた

(イメージ:ISTOCKより) アメリカでは酒類の取り扱いに関して州ごとに異なった法律が設定されている。販売、価格設定、運送に渡って様々な面で異なった規則が定まっており、正直、複雑すぎてアメリカ人もそれぞれの違いをよく理解していないと思う。ただし、最近インターネット上での酒類の売買が盛んになってきてから、特に運送の取り扱いに関して州ごとに法律が異なっていることにはじめて気づき、消費者はこの不便さにで少しづつ声を上げるようになっている。 最近のニュースで話題に上がったのがニュージャージー州に拠点を構える大型ワイン・ショップの<Wine Library/ワイン・ライブラリー社>がニューヨーク州からの注文(電話やインターネット)に対して運送を禁止する警告文が<New York State Liquor Authority/ニューヨーク州酒類管理局>から送りつけられた。ワイン・ライブラリー社は以前このブログでも紹介させていただいた、ワインのビデオ・ブログで人気を集めた<Gary Vaynerchuk/ゲーリー・ベイナーチャック>氏が家族と共に経営するワイン・ショップ。現在は終了したが、デイリーに流れていたワインを紹介するビデオ・ブログはワイン・ショップで録画され、このビデオ・ブログは人気を集め、このおかげで店舗は急激に成長し、ニュージャージー州を始め、ハドソン川を挟んだニューヨーク州からも多くのワイン・ファンに対して国内外の上質なワインから珍しいワインまでアメリカ東海岸の人気ワイン・ショップの一つに成長した。 人気ワインのビデオ・ブログで注目を集めたGary Vaynerchuk氏。 (イメージ:Michael Falcoより) 法律上これまでニュージャージー州とニューヨーク州を跨いでワインを運送する違法行為を行っていたが、実際のところ、監視する者がおらず、ワイン・ショップが急成長したことで注目が集まるようになり、結果的に警告文を送りつけられた要因となってしまった。法を守ることも重要だが、正直、消費者側には大きな迷惑。自ら車を走らせてニューヨークからニュージャージー(東京都から神奈川県に行く感覚)行って、ワインを購入し、そのまま持ち帰れるのは取り締まる手段が特にないためそのまま何の問題がなく行き来できるのだが、運送業者が間に入るとNGとなる。 アメリカの酒類の取り扱いに関していくつか理解する必要なことがある。まずは、1919年から1933年まで禁酒法があったことを忘れてはいけない。禁酒の理由は様々あったが、基本的には酒類の取り扱い・監視に関して当時から問題が存在していたことは確かで、禁止法が解かれた後も州ごとに独自の法律を含め取り扱い・監視を行ってきている。所得税率、消費税率、贅沢税率、酒税率などと州及び市ごとに異なることは特に問題はないのだが、同時に異なることで酒類、タバコ、ガソリン、医薬品など特定商品の扱いにどうしても影響が出てしまう。 これ以外にどこの国にも存在すると思うが、メーカー、卸し業、小売業の<3段階システム>が存在し、どうしても卸し業や小売業の影響力が強く、自由に酒類を州を跨いで行き来することが難しくなっている。メーカーが消費者にダイレクトにビジネスを成立させることが不可能に近い状態で法律が設定しているため、国内ワイナリーや地ビールメーカーなども直接消費者に酒類を売ることを大きく制限させている。 最後にこのような事態に不満をぶつける場所がこれまでなかったことが、改善されずに、これまで来てしまいる大きな要因がある。今年に入って主にワイン・ブロガーが中心となった面々が数年前から立ち上げに力を入れている<American Wine Consumer Coalition/アメリカン・ワイン消費者連合>が本格的に活動を開始し、消費者の意見を集めるだけでなく、これまでの特にアメリカのワインに関するビジネス習慣のデータをまとめ、ワイン消費者に正確な情報を提供している。ワイン・ビジネス習慣特集の第一弾として各州のワインの取り扱いに関する評価をランキング形式に紹介。ユタ州のように州全般的に酒類に対してあまり好意的なでない場所は当然、法律や規則が厳しく、低い評価がされているところもあれば、カリフォルニアやオレゴンなどワイン産業に力を入れている州は緩和措置がたくさん導入されており、消費者に対する評価も高い。 法律やシステムの改善は前に進んでいることは確かである。インターネット・ショッピングの大手アマゾン社も長年輸送やディストリビューションに関する問題に直面しており、悩まされてきていた。昨年から再度アマゾンでのワイン取り扱いが再開したが、いまだ共通でどこの州に配送できるわけでなく、少しづつシステムを改善しづつビジネスを行っている。 今回のワインの運送に対する注意文のニュースはワイン業界の有名人に起きたことから、余計に注目を集めており、結果として現状の法律に対する不満を感じる人が増えると予測できる。ベイナーチャック氏は現在、ワインに関する講演会や中小規模のビジネスを成長させるビジネス・コンサルタントとしても様々な活動を行っている。本人には気の毒な話だが、今回のニュースほど多くの関心を巻き起こし、この問題に関心を高めるのにこれ以上効果的で理想的な人物はいないのかもしれない。 (ニュース・ソース:Wine Spectatorより)

Posted in 厳選ワインニュース | Tagged , , , | Leave a comment

マンハッタンの高級ワイン倉庫

昨年の10月末にアメリカの東海岸を襲った<ハリケーン・サンディ>により水没被害に見回られたワイン専用の保管倉庫業者のWineCare Storage社に関してニューヨーク・タイムズ紙が現状追跡取材を行った。 (イメージ:NewYorkDailyNews/ANDREW SAVULICHより) WineCareはマンハッタンの西側を流れるハドソン川から目と鼻の先に位置するチェルシー地区の7階建てのビルに構えている倉庫施設。倉庫としての最大の売りは定温(一定の湿度を含む)の環境でありながら、必要に応じてマンハッタン近郊であれば同日で保管されたワインを届けることが可能で、16台の監視カメラで24時間365日のセキュリティー管理と、オンライン・アクセス可能なデータベース・システムで簡単にワインの管理ができること最新型のワイン倉庫であった。数百万ドルの高級ワインのコレクションを持つ個人コレクターから倉庫からの出し入れが簡単であったことから高級レストランも倉庫の顧客として利用しており、ワイン業界と何らかな関わりがある人であったなら5万ケースを保管することが可能な施設を知らない人はいないほどだった。 そんな倉庫が<ハリケーン・サンディ>発生以来、利用者に全くのアクセスを拒否している。 (イメージ:Feministingより) ハリケーン発生直後には倉庫の代表のデレック・リムボッカー氏は利用者に「95%のワインはハリケーンの被害を免れ、無事である」っとメールで知らせを出してから、それ以降は利用者にワインへのアクセスを一切拒否している。 今年に入ってから何人かの個人コレクターやレストラン経営者などが裁判所を通じてワインへのアクセスを求めたが、様々な理由や手段でアクセスを拒否してる。まずは、自然災害などから倉庫と商品を守るために今年の夏までにニュージャージー州に倉庫拠点を移動するとの説明を出した。次は裁判所に倉庫の移動をスムーズに行うために一度、マンハッタンで倉庫事業の「倒産申告」を行うとの理由で、申請中は利用者にワインへのアクセスはできないと弁護士を通じて説明を行った。 (イメージ:Love Wine and Cheeseより) リムボッカー氏のハリケーンの際での浸水で100ケース分のラベルがはがれたり、濡れてしまったダンボール箱を移動をした際に数千本のワインボトルが割れてしまったと説明しているが、未だ「95%のワインは無事」である出張は続けている。また、倉庫移動が完了し、それぞれのワインの清掃ができるまで、利用者にアクセスを与えること逆に混乱を招き、復旧するまでに遅れが発生すると説明している。 関係者からの推測では5%以上のワインに被害が出ていており、何らかな理由で事実を隠していると予想する人もいれば、リムボッカー氏の知り合いは「誠実で一切、隠し事をしていない」と擁護する人もいる。一方、訴えを受けた裁判所は未だハリケーンの被害で立ち直っていない人が大勢いる中、高級ワインに対する訴えを裁判所で処理を優先することは不適切と主張する裁判官もいる。 ともかくニューヨークの高級ワインの多くがどのような状況で保管されているかわからないまま、10ヶ月以上過ぎようとしていることは引き続き続くようだ・・・ (イメージ:NewYorkTimes/Demetrius Freemanより) (ニュース・ソース:New York Timesより)

Posted in 厳選ワインニュース | Tagged , | Leave a comment

メルローでワイン産地の知名度をあげたいロング・アイランド・ワイン

ニューヨーク州は大きく4つエリアにワイン産地が分かれている。州の西側からレイク・イーリーAVA、その次にフィンガー・レイクAVA、マンハッタンからハドソン川を少し北に登ったハドソン・リバーAVA、そして、マンハッタンから東に位置するロング・アイランドAVAが存在する。ニューヨーク・ワイン産地の中で最も歴史が浅いのがロング・アイランドAVA。1973年に最初のワイナリーが開業してから、現在は50以上のワイナリーが活躍している。ニューヨークの中西部に位置するフィンガーレイク産地はリースリング種が産地を代表する品種として知名度を上げているが、ロング・アイランドではメルローを代表品種として位置づける動きが少しづつ盛んになってきている。 ロング・アイランド産地のワインマップ。 (イメージ:Long Island Wine Councilより) 2005年に5つのワイナリーが地域を代表する品種としてメルロー・ワインに注目を集める目的で<ロング・アイランド・メルロー・アライアンス>が旗揚げした。ロング・アイランドにはすでに地域のワイナリーを代表する組織<Long Island Wine Council(LICW)>が活動しており、ロング・アイランドでは32種類の葡萄品種が栽培されている中で1つだけ注目を与えることは地域全体によろしくないと新しいグループに対して若干の逆風の中で活動を開始した。ロング・アイランドで最も多くメルローを栽培していて影響力のあるLenz、Bedell、Paumanokなどワイナリーはこの新しいグループには加盟しておらず、資金やリソース不足のまま活動を続けてきた。  (イメージ:Merlianceより) <ロング・アイランド・メルロー・アライアンス>の活動の最大の特徴は加盟しているワイナリーが毎年それぞれの畑で栽培したメルロー(2バレル/120ガロン)を持ち寄せ、これらの葡萄を活用してその年の特徴を現すオリジナルのメルロー・ブレンド<Merliance>を造ること。2008年に初の<Merliance 2004>をリリースし、2009ヴィンテージはなかったものの、毎年約300ケースの<Merliance>を加盟ワイナリーを通じて販売している。今年の4月にリリースされた<Merliance 2010>はこれまでのリリースの中で最も高い評価を集めている。 (イメージ:Merlianceより) 好評の要因の一つとして、加盟ワイナリーの間で取り組んでいるメルロー品種に関する研究が盛んに行なわれている。フランス出身のワイン研究家のジャック・ラートン氏をグループ共有のワイン・コンサルタントとして採用し、畑から醸造所まですべての面でロング・アイランドの特徴が活かされる改良が行なわれている。また、創業当初はメルロー単一でのワイン造りに取り組んでいたが、今後はメルローを主要品種として、カベルネ・フランやプティ・ヴェルドーなどとのボルドー・ブレンドに関する研究にも取り組んでいる。 現在のMerliance加盟メンバーにワイン研究家のジャック・ラートン氏。(イメージ:Merlianceより) 現在、ロング・アイランドではメルロー栽培は全体の4割を占めており、他の赤ワイン用の葡萄と比較しても群を抜いている。ロング・アイランドに所属する50以上のワイナリーの大半がメルロー栽培している中でも<ロング・アイランド・メルロー・アライアンス>(昨年からワイン名の<Merliance>を組織名にも使用。)には6つのワイナリーの加盟に止まっている。 現在、Merliance加盟ワイナリー: Clovis Point McCall Wines Raphael Sherwood House Vineyards T’Jara Vineyards Wolffer Estate Vineyard <Long Island Wine Council>と共同でロング・アイランド・ワインのプロモーションは行なっているが、メルローを前面に押し出して産地をプロモートしているのは<Merliance>だけで、正直、ロング・アイランド・ワイン全体のまとまりのなさは、誰が見ても気になってしまうが、今後<Merliance>が更に注目を浴びるようになり、上質なメルロー造りが証明できれば加盟も増え、もう少しまろまりのある共通のロング・アイランド・ワインの方向性を示すことができるのではないかと期待している。 (ニュース・ソース:NewYorkTimesより)

Posted in 厳選ワインニュース | Tagged , , , | Leave a comment

ワイン味のポップコーン

原宿に行列ができるフレーバー・ポップコーン屋さんの『ギャレット』はすでにお試しされた方も多いかと思うが、グルメ・ポップコーンの本場のアメリカでは次の人気フレーバー探しが盛んに行なわれている。そんな中、ニューヨークのマンハッタンで独自にポップコーンを焼いている<Populence>ではワインを混入したフレーバーを開発。 (イメージ:Populence Facebookより) ワインのフレーバー・ポップコーン第一弾はソーヴィニヨン・ブラン味。ワインと同じようなシトラスのキリリッとすっきり感が楽しめるようだ。そして、最近、開発されたのが、ピノ・ノワールとチョコレートのブレンド。こっちは定番の赤ワインとビター・チョコの絶妙なコンビネーションが楽しめることができるとか。 この手のワイン・フレーバー味の食品を作る際に大半は調味料を駆使し、ワイン味に近い味わいを作るケースが大いにだが、ここはグルメ・ポップコーン屋さん、豪快に本物のワインを利用してコーンにコーティング方法で造っている。Populenceが今回利用したのが、ニュージーランドの人気ワイナリーの<Kim Crawford Wines/キム・クロフォード>が造るマールボロ産のソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワール。 (イメージ:Populenceより) Kim Crawfordは90年代にオークランドのクーパーズ・クリーク・ヴィンヤードでワインメーカーを務めていた頃に2年連続で<ニュージーランドのワインメーカー・オブ・ザ・イヤー>に輝いたキム・クロフォード氏が1996年に奥さんと二人で開業した小規模ワイナリーが始まり。当時、ニュージーランドではまだ新しい品種であったソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、シャルドネなどを駆使し、ニュージーランド・スタイルのワインを世界に広める。現在、Kim Crawfordは大手ワイン企業のコンステレーション社が傘下におさめており、クロフォード氏も第一線から退いたが、今だクロフォード氏のスピリッツは継承されており、ニュージーランドを代表するブランドの一つとして続いている。 本格的なワインを造るワイナリーがパートナシップを組むぐらいなので、今回のグルメ・ポップコーンには下手な味付け処理をしているとは考えにくい。アルコールは飛ばしているので、その心配もなさそう。ただ、唯一、一つだけマイナーだが、どうしても気になる点が・・・「ポップコーンを美味しく味わうために理想のペアリングは原料のワインである」とサイトに書いてある。 <ジャンク&スナック・フード>フェチとしてはポップコーンとワインのペアリングには全く抵抗はないが、わざわざ食品に混入したワインをこれまた同じワインで一緒にいただくのは効率がいいのか、悪いのかがよくわからない・・・料理を調理する際にレシピにワインを混入と示されている場合、時にはこれから飲むワインを少ーーーし入れることがあるが、アクセント程度で考えていて、その料理のメインの味とは違うような気がする。今回のポップコーンのメインの味はワインであって、果たしてワインを一緒にいただくと更に味が際立つのか、それともただニ重に買わされているのかがよくわからない。いずれににても、機会があれば是非、一度は試してみたい実験だ。 Populenceオーナーのマギーさんのこんな笑顔ですすめられたら、ドラム缶単位で買ってしまうかも・・・ (イメージ:NYDailyNewsより) 残念ながらまだ国際輸送は今のところお断りしているようなので、知り合いがニューヨークに行かれる方にお土産で頼みましょう。 *** ここ数年で、カップ・ケーキやドーナッツなどジャンキーなアメリカン・スナックが日本に持ち込まれブームになったが、違うパターンもある。最近は<エダマメ>は幼稚園のおやつで出されるくらい、大都市や西海岸では一般的に広まったが、これよりもっとジャンキーはスナックがある。その名は<Furikakeポップコーン>。嘘だと思ったら下記のリンクで確認してください。ハワイ産のパッケージ物<ハリーケーン・ポップコーン>の商品名でも売られている。この<ふりかけ味>が注目されるようになって逆輸入されたら、正直、一本取られた気になってしまうような・・・  (イメージ:Honestly YUMより) Honestly YUM Food Republic gas•tron•o•my heo yeah yum Taste Spotting Chinese Grandma (ニュース・ソース:ABC Newsより)

Posted in 厳選ワインニュース | Tagged , , , | Leave a comment

アメリカン・コミックをモチーフにしたナチュラル系のワイン

(イメージ:Iconic Wine Facebookより) アメリカン・コミックがニューヨーク・シティ(マンハッタン)、そしてソノマのロシアン・リバー・バレーやナパ・バレーと融合すると、<Iconic Wine>(アイコニック・ワイン)が誕生する。Iconic Wineはニューヨークに在住する自称<ワイン・ギーク>のバーク・オーハロラン氏とカール・アンテル氏の大学時代からの友人が2010年にはじめたワイナリー。 オーハロラン氏はニューヨークのワイン・インポーター<A.I. Selection社>で昼間勤めながら、勤務時間外には独自のワイナリーを営んでいる。昼間の仕事の関係からカリフォルニアを訪れることが多く、そこで何人か重要な人物と交流をはかることに成功。このブログでも何度か紹介している<Matthiasson/マサイアソン・ワイン>のスティーブ・マサイアソン氏や<Massican/マシカン>のダン・ペトロスキー氏などからの紹介や指導を通じて、マサイアソン氏が栽培したソノマ・コーストのマイケル・マラ・ヴィンヤードとナパ・バレーのリンダ・ヴィスタ・ヴィンヤードのシャルドネを供給。また、ソノマのロシアンリバー・バレーでピーター・ファニューチ氏が栽培した樹齢32年のトルソー・グリ種も確保、仕上げにワイン醸造に<マシカン>のペトロスキー氏への監督指導依頼に成功。 2010年ヴィンテージのシャルドネは4バレル(約100ケース)の生産で開始した。現在、リリースされている2011年は198ケースに増加したほかに、シャルドネをもう1種類加え、2種類のトルソー・グリ種で造る<オレンジ・ワイン>も加え、計4種類のワインのラインアップで展開している。 (イメージ:Iconic Wine Facebookより) カリフォルニアよりヨーロピアン・スタイルのワイン造りに近い仕上がりの特徴のほかに、Iconic Wineの特徴の一つにアメリカン・コミックのイメージでデザインされたラベルが印象に残る。 オーハロラン氏は<ワイン・オタク>と同じぐらい<コミック・オタク>であり、知り合いのデザイナー(2名)に依頼し、シャルドネとトルソー・グリそれぞれに女性のスーパーヒーローをモチーフにワイン・ラベルに画かれている。シャルドネには<ヒロイン>シリーズでスーパーウーマン・キャラが画かれており、トルソー・グリには<シークレット>シリーズで変身前のスーパーウーマン・キャラが画かれている。 (イメージ:HogsheadWineより) (イメージ:Iconic Wineより) ヨーロピアン・スタイルのナチュラル・ワイン系のワイン好きから注目を獲得するだけでなく、コミック好きのアート系の人からも多くの注目を浴びている。また、正式にはニューヨークのワイナリーであるため東海岸のワイン好きにアピールすることができ、各方面から高い注目を浴びるワイナリーの一つとして活躍している。 (ニュース・ソース:TerroiristとHogsheadWinesより)

Posted in カリフォルニア・ワイン, 厳選ワインニュース | Tagged , , , | Leave a comment

ワイン・ニュースのまとめ

(イメージ:The Taste Makerより) 是枝裕和監督作の『そして父になる』が審査員賞に輝いて閉幕した第66回カンヌ国際映画祭ではボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社がリリースする<ムートン・カデ>が映画祭のオフィシャル・ワインとして活用された。今年で22年目のパートナーシップであり、赤・白・ロゼの3種類のワインを限定デザインボトルでリリースするのに止まらず、メイン会場の屋上に3年連続で<ムートン・カデ・ワイン・バー>を開設。ワイン・バーはプレス会場としても利用され、『ロスト・イン・トランズレーション』でおなじみのソフィア・コッポラ監督や『サイドウェイ』でおなじみのアレクサンダー・ペイン監督などワインと関係が深い方々が訪れた。 Mouton Cadet Wine Barの様子。 (イメージ:CannessEnLiveより) ワイン・バーを訪れたソフィア・コッポラさん。 (イメージ:FirstLuxeより) (ニュース・ソース:WineSpectatorより) *** (イメージ:Rex Pickett Twitterより) 映画『サイドウェイ』関連で、原作者のレックス・ピケット氏が7月からカリフォルニア州サンディエゴのラ・ホーヤ・プレイハウスで『サイドウェイ:劇場版』を上演する。昨年の11月~12月にかけてサンタモニカの小劇場ラスキン・シアターで『サイドウェイ:劇場版』を上演したが、今回はトニー賞(舞台業界のオスカー)を受賞している演出家デス・マクアナッフ氏の指揮のもとで公開される。ゆくゆくはこの体制でブロードウェイに持っていくことが目標であるとピケット氏はコメントしている。 以前、このブログでも映画『サイドウェイ』の続編を実現するのは難しいと話しているが、今回も続編に関しては進展がないと説明。舞台上演のほかにピケット氏は新たしいワイン・プロジェクトにも関わっており、オレゴンのウイレメット・バレー産のピノ・ノワールを197ケースを生産。オレゴンのHarper VoitワイナリーのDrew Voit氏とTartan CellarsのDarcy Pendergrass氏の協力のもとでワイン・ブランド<Ne Plus Ultra>を立ち上げ。一般向けにリリースされるかは定かではないが、今のところは書籍のサイン会などで紹介しているようだ。 (イメージ:Rex Pickett Twitterより) (ニュース・ソース:Decanterより) *** (イメージ:The Couch Sessionsより) 最後は今年で2回目となった3日間の野外フード&ミュージック・フェスティバル<The Great GoogaMooga>がニューヨークのブルックリンで開催された。最初の2日間は天候に恵まれ無事に進んだようだったが、最終日の日曜は雨に見舞われ、いくつかの音楽イベントのキャンセルを余儀なくされた。昨年と同様に100種類以上のワインが用意された。日頃お目にかかれない小規模ワイナリーや世界各国の珍しいブランドを楽しむことができた。今年はニューヨーク州のワインが前年より多くフィーチャーされ、また昨年、東海岸を襲った台風「サンディ」被害にあったRed Hook Wineryも元気にブースを出展した。 (イメージ:Scott Lynch flickrより) … Continue reading

Posted in カリフォルニア・ワイン, フランス・ワイン, 厳選ワインニュース | Tagged , , , , , , , , | Leave a comment