Monthly Archives: May 2012

EUのオーガニック・ワインに新しいラベルマーク

2012年8月1日よりEU加盟国を通じてオーガニック・ワインに対して新たなラベル表記に関する法律が実施されます。これまでオーガニックのラベル表記は葡萄栽培に限られていましたが、今後は醸造方法に対してもオーガニック認定を受けることが可能になりました。 大まかなところでオーガニックの認定を受けるためにはワインの酸化防止に役立つ二酸化硫黄(SO2:英語ではSulfites)がどれだけ投入してもいいのかを基準にオーガニックまたはそうでないかを決めるようです。 赤ワインの場合、1リッター当たり100mg(100ppm)まで、白とロゼワインには、1リッターあたり150mg(150ppm)まで添加でオーガニックの認定が受けられる。 アメリカでオーガニック・ワインの認定を受けるためには10ppmまでが上限に定められている。ちなみに一般的なワインには300~350ppmが含まれている。 ラベルにContains Sulfitesの文字をよく目にすると思います。これはワインメーカーが殺菌・酸化防止のために意識的に投入していることを意味します。実際のところすべてのワインは酵母が醗酵を促す段階で二酸化硫黄(SO2)自然に作られているのです。No Sulfitesの表記がされている場合は、意識的に何も投入していないとことを意味します。完全に二酸化硫黄(SO2)が含まれていないワインは人工的に抜く操作しなければ存在しないとも言っていいでしょう。 二酸化硫黄(SO2)に関しては様々な意見が飛び交っていますが、特にアレルギー体質でないのであれば、一般的には体には害を与えないものなので、それほど気にする必要はないと思います。ちなみにドライフルーツには約1000ppmが含まれています。二酸化硫黄(SO2)に対してアレルギー体質なのであればドライフルーツを気を付けたほうがいいのではないかと・・・・どれぐらいが適量なのかは今後も議論されるテーマの一つであることは確かです。また、二酸化硫黄(SO2)を使用せずに代わりのもので殺菌・酸化防止を行なう研究も進んでいます。 この新しいラベル表記を利用する人たちはオーガニック認定が販売促進に役立つと考えている。フランスでは3年前から倍の3,945ヶ所の畑がオーガニックの認定を受けてる。全体の6%を占めている。イタリアでは2億リッターのワインがオーガニックの葡萄から造られており、約52万ヘクタールが認定を受けている。全体の7%。オーガニック栽培に加え、オーガニック醸造も今後もこの法改正により増えることが期待される。  

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コルク・スクリュー(ワイン・オープナー)がない場合

気温が上がりはじめ、週末になると屋外でピクニックやバーベキューをしたくなります。食べ物や飲み物の準備は完璧なのだが肝心のワイン・オープナーを忘れてしまったことなどはありませんか?ご安心を、比較的ソールが厚目の靴と平坦な壁または頑丈な古木があればオープナーなしで栓を開けることができます。 まだ実際には試してはいないが、昔、コルクが途中で割れてしまったボトルを開ける際にこのような動作で開けた記憶がある。このやり方でどうしてもボトルを開けなければならないのであれば、コルクが半分突き出した段階で一旦、液体が落ち着くまで置いておく必要がある。勢いのままコルクを抜いてしまうと、泡だらけのワインで味わいも何もなくなってしまう。きつく絞まってあるコルクほど気長に何回かに分けてコンコン(1回に3~4振りorコンコン)を行なったほうがワインをそれほど犠牲にせずに味わえる。 *** ついでに動画をもう一本、最近アメリカでアウトドアで行なうちょっとした流行があります。その名はFood Foraging(フォレージング)。要は自然に生えてる野草や花を摘んでその場で料理の素材やアクセントに活用する。日本では祖父や祖母から教わることだが、アメリカには手付かずの土地が多いせいなのか、ただビジネス・マインドの人が多いのかわからないが、興味を引くFood Foragingのタイトルをつけて流行にしてしまうところが、ご立派。この間は向うのテレビ番組で有名シェフ数人が真剣にフォレージングをやっているところが写ってて絵になっていた。芸人が貧困や節約生活の実践風景と違ってやってみたくなります。最近はハイエンドな料理を紹介するクックブックまでもが出版されるほどです。

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ザ・グレート・グーガ・ムーガ

イメージ:The Great GoogaMoogaより 先週の飲食系ブログとニュース・サイトを独占したのがThe Great GoogaMoogaの4文字(3文字?)。一体何?・・・簡単に説明するなら<食べ物のウッドストック>らしい・・・野外広場に地元の有名レストランやシェフ及びセレクトされた飲食関連の団体が屋台を展開し、土日の2日間、ライブ・バンドの演奏をBGMに普段なかなかお目にかからない食べ物を数多くほお張る機会を設けてくれた最新型サマーフェスとでも言えばいいのか・・・ 提案段階ではすごく面白そうなコンセプトに思えるのか、ゆくゆく考えてみると週末に代々木公園などで開催される御当地イベントなどを連想してしまい、本当に行く価値があるのかが疑問視してしまう。 勝手に疑問をぶち蒔く前に、もう少しこのサマーフェスの内容を説明しよう。 イメージ:The Great GoogaMoogaより まず、開催地はニューヨーク・ブルックリンのプロスペクト・パーク。今やトレンディな若者の聖地となってしまった街。食文化の基準も高く、数多くのインディペンデント系の有名料理店が栄えている。音楽との相性も非常によく、これまでも小規模の音楽フェスティバルはいくつも開催されている。時期的にもアメリカでは夏休み直前、卒業式シーズンの5月の第3週は特にイーストコーストは心地よく過ごせる季節。このフェスをプレゼンツしているのがSuperflyという企画会社でアメリカで今一番の集客数を誇る音楽フェスBonaroo(ボナルー)を手がけているやり手の集団。フェスにはアメリカのフーディ・ブームの立役者のなっている人たちがフィーチャーされている。テレビなどで活躍するフード・レポライターのアンソニー・ボーデイン氏や料理の腕自慢コンテスト番組で審査員を務める有名シェフのトム・コリキオ氏などこのほかにもアメリカ人ならヨダレが出てしまいそうなフード・セレブレティ満載。 料金体系は次の通。一般入場は無料だったのですが、入場制限があったので事前登録が必要。料理と飲み物は屋台ごとに支払う。ちなみに有名店のホットドッグが$7、ビールは$7、ワインは$10とか・・・決して安くない。一方で食べ放題プランも有り。$250払うと一般とは違うエリアへのアクセスが与えられ、好きな食べ物や飲み物がいくらでもいただけて、フード・セレブとも身近で交流できる設定になっていたようです。 イメージ:The Great GoogaMoogaより フード・オタクのブログ(写真満載のブログ)に行けば、第一回目のフード・フェスの大まかな感想をうかがえる。それは本来の目的であった食べ物にありつけるのに苦労したのが揃っての感想。 実際に$250の特別チケットを購入した人ですら食べる物が不足してて、ビールとワインで腹ごしらえしたとのコメントが多発したことから、主催者のSuperfly社は今回プレミアム・チケットを購入した人に全額返金すると発表。気前の良さには驚きと不安、DeNAベイスターズみたいに返金希望が続出する予感。各種メディアでは100万ドルの返金を予測。 始めに書いた通り、コンセプトは素晴らしいと思うが、実際、野外でこのようなイベントを効率的に実施するのは非常に難しいものと思う。あくまでメインが食べ物であるのなら調理から配給までを考慮しなければならない。しかも、これらの普段口にすることができない食べ物であって、一口食べただけで客をうならせる必要がある。祭りの焼きそばレベルなら長時間並んで高額な金額を払う価値はない。かりに$250のチケットを購入してゆっくり食べ物を選べて、テントのピクニックテーブルで食べられたとしても、一体何皿食べれば元がとれるのか?フードファイター並の胃袋の持ち主でなければ、確実に限度が生じる。結局は回転の速い食べ物で、効率よく配給できる状況でなければこのようなフード・フェスティバルは不満が満足を上回ってしまうような気がする。 個人的にはフード・フェスティバルよりもオレゴン州ポートランドで展開しているストリート・フード・カートの方が満足感が味わえると思う。都会の至るところの空き地や駐車場の周りにフード・カーが囲んであって、多彩で独特な料理をカートにそないつけのキッチンで調理する。モロッコの伝統料理をアレンジしたものから、エスニック系、自家製ピザやアメリカ各地の異なったスタイルのバーベキューなどを一年中味わえる。カートごとににぎやかや音楽がガンガン流れていることくらいが唯一欠点といえるかもしれない。 イメージ:Food Carts Portlandより  ワインのテーマから逸脱してしましたが、実際のところ今回一番のハイライトはワインとビールの種類の多さと、来場者全員に行き回る数を用意していたことが最大のプラスと多くのブログに掲載。そんなワイナリーやディストリビューターを紹介させていただきます。 参加ワイナリー: Banshee Bethel Height Bonny Doon Vineyard Gotham Gothic Hobo Wine Company The Infinite Monkey Theorem … Continue reading

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ロンドンでナチュラル・ワイン

ロンドンが今、ナチュラル・ワインに浸かってしまっているっ! ほぼ同時期にナチュラル・ワインをフィーチャーしたイベントが2つ開催された。一つはThe Real Wine Fair (5/20~22)、もう一つはRAW-The Artisan Wine Fair (5/20~21)。両方のHPに行っていただければ出展ワイナリーをご覧いただけます。(ちなみにReal Wineにはカリフォルニアからいくつかのワイナリーが参加されていて、RAWには日本からワイナリーや酒蔵が参加しています。) イメージ:The Real Wine Fair&RAW-The Artisan Wine Fairより フランス、イタリア、スペインの生産者がメインになっていますが、出展者リスト(両イベントを合わせて約350社が出展)を検査したところ、これだけのナチュラル系生産者がロンドンに一挙に集結したことに驚くべきなのか、2つのイベントにかぶって出展しているワイナリーがほとんどいないことのに驚くべきなのか、とにかく凄いことになっているのは違いない。仮に現地に居たとして、どれだけのワインを試飲できたのかをつい考えてしまう。2~3日の開催期間で350社、1日で何社のワインを飲ませるつもりなのか・・・ スケールの大きさより、正直、無茶なスケジューリングに引かれてしまう。実際にどれだけの来場者があったのかこれからわかると思いますが、イベント参加者の感想などをブログで読むのが密かな楽しみ。  *** ワインに浸かる行為は実際にナチュラル・ワイン造りで行なわれることがあります。ピジャージュ(英語ではパンチ・ダウン)と呼ばれる作業です。第一次発酵でオープン・タンクまたは樽で果皮が果汁と別れはじめると、CO2が発生し、タンクの上部に果皮が層が出来、それをマッシャーのような道具で果皮を下に押し込み、かき混ぜ、果皮からのタンニンや風味などを抽出します。この作業が数日間続きます。 時には体ごと入って行なう場合がありますが、 この人はただ浸かりたいために入っているような気がします・・・

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バーで嫌がられる行為

ザガットのHPにアメリカの「バーで嫌がられる行為」がランキング形式で載っていました。下位の項目を読んでいて「納得」と思わせるシチュエーションがあったのですが、上位に近づくことに正直、「こんなヤツいる???」と思ってしまうような不思議な行為があったので紹介させていただきます。 第10位 Money Flap(お札を振る) バーテンの注意を引き付けるためにお札を振る行為。自分も多分やってしまったことがある行為ですが、バーテンからみたら失礼な行為であったと知って為になりました。 アメリカの刑事ドラマ・映画で必ずと言っていいぐらいストリップ・クラブでのシーンでダンサーにお札で引き寄せる場面がありますが、バーテンにしてみれば「お札が振られるところを見たければ、ストリップ・クラブで働くわよ!」っと思っていたのですね。今後は気をつけたいと思っています。 また伯母様が若い男性に対して振るのは違った受け止め方があるような気がします。 第9位 Finger Snap(指を鳴らす) ちょっと偉そうな人がとる行為に感じます。確かにバーテンは決して召使ではありませんしね。日本人は指バッチンの行為は(コンサートでビートを刻む以外に)あまりしないような気がするので、そう気をつける必要もないかもしれません。 第8位 Hover & Swoop (カウンターに詰め寄り・空きを伺う) 人気のバーで店内に人がぎゅうぎゅう詰めになっているときに起きる行為です。バーテンに対する迷惑行為というよりもカウンターに座っている常連さんが居心地が悪くなり、バーテンが文句の嵐を受けるのが嫌なシチュエーションです。見方を変えれば、うれしい問題とも言えるが、座ってる客にしてみれば江ノ島でトンビにハンバーガーを狙われていると似てて、落ち着かない気もする。 第7位 Elbows(エルボー/肘打ち) 一つ前の行為と関連している行為です。とにかくバー・カウンターまでたどり着くためについついエルボーを突き出し前進するときに誤って誰かの背中に肘が入ってしまう痛い行為。日本人は通勤電車慣れしているので肘打ちに対して受身を取る方法を自然に身につけていますが、海外に行った場合、相手が受身の取り方が知らないので、誤って肘が入った場合、倍返しで何かが飛んでくるかもしれないので気をつけましょう。 第6位 Double Orderer(ダブル・オーダー あともう一つお願い) ここからかなり具体的なシチュエーションになってきます。本文によると、客が2つドリンクを注文をして、それを渡す際に「あと同じものをもう一つ」と言われるのがダブル・オーダー行為で、バーテンが嫌がるそうです。なんども同じドリンクを作るのが面倒とか。確かに最初に注文する際に数をはっきりさせれば避けられる行為。 第5位 No Kids(お子様はお断り) これは世界共通。子供をバーに連れて行かなければほど酒が飲みたい人はどうかしてると思うけど、アメリカやヨーロッパの場合、レストランの入り口近くにカウンター席を設けている場所が多く、一人や混んでいる場合にバー・カウンターで食事を取るケースが多々あります。こんな時でも、子供を連れてる場合はテーブル席が空くまで待って欲しいようです。 第4位 Stool Coat Holders(荷物・上着置き) この順位でカウンター椅子に荷物や上着を置く行為。かなり苛立ちを感じるようです。「椅子は座るためにあって、荷物置ではない!」っと叫びたいのでしょうか?一つの椅子に荷物を上手に重ねて、その回りをキャンプファイヤーを囲むように立って飲んでいてても、「荷物置ではない!」っと叫びたいのようです。バーテン経験者でなければ、わからないことなのかもしれませんが、英語でカウンター椅子のstoolを「スチュール」で検索すると、全く違うものが出てくると初めて知りました。 第3位 What Are You Making?(なに作っているんですか?) ホントにこんは行為がここでいいのかと、この統計に対して疑いを持つようになってきたところです。この質問をされて苛立ちを感じるようならば職業を変えたほうがいいのではないかと思ってしまうのですが・・・それともドリンクを作る際に横からちゃちゃを入れられると、やり直さなければいけないほど難しいことをやっているのでしょうか?案外アメリカ人のバーテンが繊細であることを知ってしまったような気がする。 第2位 Doubt Drinker(疑問ドリンカー) ホワット・イズ?っと一瞬ツバを飲み込んだしまった瞬間です。記事によると注文したものが出てきたもの違うのではないかと疑問を持ってバーでお酒を人を指しているようです。実際このような客がぞろぞろいたらやってられない気もしますが、所詮、酔いが回ってきたらどうでもよくなる気もします。特にキャッシュ・オン・デリバリーの場合にはこれぐらいは上手にかわして、次の注文を取ればいいと思うのですが・・・ 第1位 I Can’t Taste Alcohol(アルコールの味がしない) 栄光の第1位がこれですから、唖然・・・でも、説明を読んで<せこい人対策>の意味があるようです。カクテルを注文して、お酒の量少なくないっと言ってくる人です。まずはカクテルを注文するヤツは文句を言う権利がないと思う。酔いを安く・早く感じたいのであればロックかニートで行かないと。一瞬見出しを初めて見たときに、味覚を失った人に対してどう対応していいのかわからないのが1位になったと思ってしまいました。 日本では予想できない順位であるのことは確かです。「100人に聞きました」でこれらの回答はなかなか出ないと思う。トラベルチャンスでの家族全員の海外旅行はあきらめるしかないです。 … Continue reading

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インターナショナル・ワイン・セラー(5月・6月号)のレビュー

S・タンザーのインターナショナル・ワイン・セラー(5月・6月号)にドンキー&ゴートの最新リリースのワイン評価が掲載された。 最近日本に入荷したストーン・クラッシャールーサンヌ2010とファイヴ・サーティン2010のレビューの翻訳です。 ストーン・クラッシャー ルーサンヌ 2010 (エル・ドラド) ライトなかすみがかったゴールド色。ドライ・フルーツ、洋梨、メロンとカモミールのエキゾチックなアロマ。ハチミツよとスパイスのニュアンスも感じられる。しなやかに口の中に広がる核果・オーチャード(果樹園)フルーツの味わいにビター・レモンのアクセントがエネルギーを加える。深みと噛みごたいがある食感。長く口の中でまとわるスパイスのフィニッシュ。91pt ファイブ・サーティン 赤ブレンド 2010 (エル・ドラド) 鮮やかなレッド。スモークとスパイスのアクセントを含んださくらんぼ、レッドカレント(赤すぐり)、スミレ、リコリスのアロマ。微かに黒胡椒も。スパイシーで焦点がまとまっていて、軽い歯ごたいのあるレッドとダーク・ベリーの味わい。甘いレッド・フルーツと花を味わえる苦味のあるが爽快感があるフィニッシュ。飲み頃になっている。90pt

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ミラフローレス ワイン・スペクテーターのレビュー

少し前になりますが、2009年6月にワイン・スペクテーター誌が、今回入荷したミラフローレス ジンファンデル2006のレビューを掲載しています。 厚みがあり、複数の層があり、複雑なブラックベリー、リコリス、アースとローム(砂・沈泥・粘土を含む土壌)のアロマ。少し時間をおくとスグリ、セージ、スモーク・ペッパーの味が現れてくる。フィニッシュにはしっかりとしたタンニンを感じられる。2010から2014が飲み頃。1329ケース生産。90pt 2005ヴィンテージと同様に高い評価を獲得した今回のワインはペティ・シラーを5%を加えています。前回のより少しタンニンの厚みとダーク・ベリーの味わいが加わったように感じます。2つのヴィンテージを飲み比べるのも楽しいかもしれません!

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ドンキー&ゴートから<オレンジ>もしくは<夕焼けワイン>

ドンキー&ゴートから希少なワインが入荷した。カリフォルニア産の葡萄でローヌ・スタイルのワインをナチュラルに造ることで評判をあげてきたドンキー&ゴートが昨年から取り組んできた新な挑戦。 これまでもルーサンヌ種を活用したワイン造りを行なっていたが、今回は違った醸造方法でルーサンヌ・ワインを造ることとなった。ナチュラル・ワインメーカーとして様々な伝統的な醸造方法をトライするのはごく自然の流れであり、今回は北イタリアで昔から行なわれている白ワイン用の葡萄を使ってオレンジ・ワインを造ることに成功した。このワインの誕生秘話を聞くと、単純に幅広い料理にマッチする白ワインを造りたいとワインメーカーのジャレッド氏は語っている。 上手に仕上がったカリフォルニアの白ワインの特徴に、さっぱりとしたフルーツの味わいと、爽やかな酸が多くの白ワインの特徴と言える。飲みやすさでは抜群だが料理とのマッチングを考えると特にメインコースなどにはワインが負けてしまうことが多々ある。そこでワインメーカーが活用するのが通常より長い期間のスキン・コンタクト技法。ワインに厚みを加える要素の一つに葡萄の果皮から抽出するタンニンがある。赤ワインは基本的にタンニンを加えて醸造する。収穫した葡萄から果実を抽出する段階で果皮と果実を長く漬け込むことでタンニンを増やすことが出来る。一方、白ワインの場合、果汁と果皮の漬け込みステップを出来るだけ短くする。 今回のドンキー&ゴート ストーン・クラッシャー ルーサンヌ2010は15日間のスキン・コンタクトで行なわれた。果皮から抽出されたタンニンが深い夕焼け色に染める。またドンキー・ワインはフィルターをせずに仕上げるので、一見にごったように見えるが、細かくなった果皮や果実などが残っているだけで全く体には害がない。逆にグラスの底に残った旨みを一気に飲み干すと昔よく飲んだ不二家のネクターを思い起こす旨みとのどごしが楽しめる。今回は特別に最後の数ケースを分けていただいたので、一度はお試ししたい方はどうぞお早めに・・・ サンフランのワインバーでの一枚。飲む際には室温に近い温度で召し上がっていただくと、風味と味わいが際立つ!

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