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Rパーカー氏、カリフォルニアから去る

今週の始めにロバート・パーカー氏が出版するワイン・アドヴォケイト誌でのカリフォルニア・ワイン部門の担当を、イタリアやシャンパーニュ地区を担当しているアントニオ・ガローニ氏に引継ぎをすると発表がありました。パーカー氏はこれまで担当していたボルドーとローヌ地域のワイン批評活動を続けると説明しています。 特にマーケティング面で、カリフォルニア・ワインへのパーカー氏の影響力は計り知れません。彼の高評価でカルト・ワインの仲間入りしたワイナリーは数少なくありません。パーカー好みのワイン造りに取り組んだワイナリーも少なくないと言われています。この現象が良いのか否かは、各地で今でも議論される話題ですが、彼の影響力は絶大であったことは事実です。 引継ぎの大きな理由は、カリフォルニア・ワインのレビュー数が少ないと読者から寄せられた苦情が理由と説明されています。実際にここ数年、パーカー氏がカリフォルニアを訪れる回数が年1回またはそれ以下と本人がウェブサイトで書いています。ガローニ氏はカリフォルニアへの訪問回数を増やすと宣言しています。 パーカー氏が巻き起こしたカルト・ワイン旋風をガローニ氏が同じように出来るのかはこれからの楽しみですが、ワイン業界でのこれまでのガローニ氏に対する評価は上々です。これでパーカー氏はアメリカ西海岸とはお去らばですが、新たなカリフォルニア・ワインに対するアドヴォケートのスタンスを期待したいです。

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