Monthly Archives: November 2010

最高落札金額を香港オークションで更新

シャトー・ラフィット・ロートシルトの1869年が1本約1890万円相当で香港のサザビーズ・オークションで落札された衝撃的ニュースはご存知の方も多いでしょう。ちなみにこれまでの最高落札金額は同じくラフィットの1787年(3代目米大統領トーマス・ジェファーソンのイニシャルが刻まれているボトル)が168,000ドル(1360万円)でアメリカのフォーブス誌の代表が落札した。 今回、落札されたのは中国の本土の実業家と推測され、計3本を落札。香港のワイン専門家の話によると西洋人はこのようなワインはトロフィーのように人に見せびらかすのが通のやり方で、東洋人はいかなる価格でも消費することが目的と考えられているようです。実業家のハウスパーティーに御呼ばれされたいものです。 オークションでヴィンテージワインに対して破格の価格が付くことはお金を持ちの豪遊感覚があり話題性もありますが、香港のオークションで本当に驚かされたのは2000年ヴィンテージに580万円(1ケース/12本)や2009年ヴィンテージが557万円などニューヨークやロンドン市場の通常取引価格より2~3倍の価格で落札されたことです。 偽ラフィットが多く出回っていることが原因なのか、ニューヨークやロンドンへ出張する機会がないのかわかりませんが、ラフィットにこれだけ中国人のニーズがあるの集まるのが少し不思議に感じます。今回のオークション終了後、ラフィット・ロートシールト社は次回リリース予定の2008年ヴィンテージには中国消費者に経緯を払う意味でエチテットのどこかに漢字で「八」の文字をデザインに加えると発表がありました。当然のことながら発表後に2008年ヴィンテージに対し中国からの予約注文が殺到したとの情報も出ています。ラフィットも中国人負けずに商売上手。 今週も香港でシャトー・ムートン・ロートシルトやDRCを含んだワイン・オークションが総額約1億万円分、落札されたとのニュースが報道されています。レアアースに止まらず、今や高級レア・ワインも中国が独占の時代突入か。

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SFジャイアンツのスパークリング・ファイトにマム・ナパ

先週、MLBのサンフランシスコ・ジャイアンツは56年ぶりのワールド・シリーズ制覇を祝う際にシャンパン・ファイトでナパで醸造されている「マム・ナパ・ブリュット・プレステージ」を144本(12ケース)使用したとの報道がありました。すべてマム・ナパ社が無償で提供されたと伝えられています。 ここでどうしても、数字オタクで余計なおせっかい者としては気になってしまうことがあります。記事によるとワールド・シリーズまでの道のりであるプレイオフ・シリーズ(計2ラウンド)でもシャンパン・ファイトで無償提供されてと書いてあったので、すでに288本(24ケース)を使用されたと思われるので最終的には合計36ケースの太っ腹サービス。自動車レースなら最低3本のマグナムかジェロボアムで済むことを考えたら、気前がいいもんです。 いくつかの大規模な試飲会でこれだけの量を使用することも考えられますが、当然、それ以上のリターンを見越して出展するわけで。優勝祝賀会は限られた人(ジャイアンツ・ファン)のみが注目して観ると思うので宣伝効果はどうなのかが心配です・・・ (ちなみに1本20ドルで買える商品と知り、少し気が楽になりました。) これ以上のおせっかいはともかく、ジャイアンツ球団自体は56年ぶりですが、サンフランシンコへ移転してから初の優勝。歴史的な瞬間を地元生産のスパークリングで祝ってもらえることは造り手さんとしては大変な光栄なことには間違いありません。

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