Monthly Archives: February 2008

米ワシントン州のワイン経済効果は年間30億ドル

ワシントンはカリフォルニアに次ぐ米国第2のワイン産地。1981年には20のワイナリーしかなかったが、現在は500以上に増え、ブドウ栽培農家は350を数える。  米ワシントン州のワイン関連産業の同州に及ぼす経済効果は年間30億ドルという最新統計を、ワシントンワイン協会が発表した。  協会によると、2006年のブドウ栽培は雇用の創出、税金、ワイン販売、ワイン産地観光などの収入を生んでいる。州に及ぼす経済効果は30億ドル、国全体では47億ドルと試算されている。  雇用関係では、州内に1万9000件の雇用と、5億7900万ドルの給与が発生している。国レベルでは、2万9000件、8億5000万ドル。ワインやブドウ生産で州に収められる税金は1億4510万ドルに達している。とりわけ、ワイン観光の収入は1999年と比べると11倍の伸びがあり、2億3760万ドルとなっている。2007年も豊作だったことから、今年はさらに収入が上回るといわれている。 写真はワシントンワインのクイルシーダ・クリークのカベルネです。目安としてですが、2002年と2003年はパーカーポイントでは満点をつけましたが、2004年は惜しくも99点でした。この1点の差って…。ちなみ採点者は全てパーカー氏本人ではありませんでした。 2004年ビンテージは¥27,000位の価格で売られています。

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メルロー、映画「サイドウェイ」からの災いに終止符か

アカデミー賞受賞ワイン映画「サイドウェイ」の影響で一時期、人気を落としたメルローだが、再びメルロー品種のセールスが上がっているという。 映画の中で主人公がメルローを酷評し、ピノ・ノワールを絶賛したために、メルローの人気は下降し、ピノ・ノワールの需要が急上昇した 去年の12月にはメルローの売り上げも回復しており、IRIのデータによると生産が6%上昇しているという。 カリフォルニアの「Blackstone Winery」によると、メルローの国内販売が11.6%に跳ね上がっているという。同ワイナリーのGary Sitton氏によると、「心変わりがしやすいアメリカ人が、タンニンがソフトで飲みやすく、自分が本当に美味しく感じ、自分に合ったワインに戻ってきた。」という。 とはいうものの、ピノ・ノワール人気も依然、根強く、生産量も増加傾向だとか。   写真は世界一高額なメルローワインと言われる、ペトリゥス。現在、低価格なビンテージでも12~13万円位します。映画「ハンニバル」では、レクター博士お気に入りのワインとして登場しています。

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ワイン作りのリアリティーTV

米脚本家組合のストライキが終結に向かっているニュースが日本でも報じられていますが、脚本家もあまり必要とされていない「リアリティーTV」番組が全米で大人気。日本では無人島でのサバイバル番組やDVDではパリスヒルトンの珍道中リアリティー番組などを見ることが出来ます。そんな「リアリティーTV」番組もとうとうワイン界に進出。12名の男女が自分たちのワインブランドを立ち上げる内容になっています。予告を見たのですが、正直、リアリティー番組のネタとしてはちょっと地味かな?・・・が感想です。 3月に一人の参加者が自分のワインブランドを持つことになるようです。 ワインブランドをどのように立ち上げるか知りたい人はYouTubeにこれまでのクリップがありますので、関心がありましたらどうぞ。THE WINE MAKERS

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偽ワイン騒動をハリウッドが映画化に

アメリカの元大統領、トーマス・ジェファーソンが所有していたとされる「ラフィット 1787」の真贋性をめぐって、米国の大富豪とドイツのワイン商の間で展開されている訴訟が、映画やドラマになる可能性が出てきた。 この問題は、エネルギー関連企業のオーナー、ウイリアム・クック氏が、購入した「ラフィット 1787」をめぐって、ワインブローカーのハーディ・ローデンストック氏を相手取って、「偽造ワインを販売した」として訴訟を起こした。 このボトルは、クック氏が1985年にクリスティーズのオークションで10万5000ポンドで落札した。手吹きボトルには「ラフィット 1787 Th. J.」と彫られ、トマス・ジェファーソン大統領が所有していたシャトー・ラフィットとされる。ローデンストック氏は時代物のワインの発掘で知られ、パリの古い邸宅の地下セラーからボトルを発見したとして、クリスティーズに持ち込んだ。マスター・オブ・ワインで古酒鑑定の権威マイケル・ブロードベント氏も本物と鑑定した。 ところが、その後、複数存在する「ジェファーソン・ボトル」の真贋性を疑う声がコレクターの間で出てきた。クック氏が、科学者、元FBI捜査官、元英国情報局員を含む調査チームを作って、文献やボトルの分析をしたところ、偽造の疑いが強まった。このため、ローデンストック氏を相手取って、2006年8月にニューヨーク連邦裁判所に訴えた。 この訴訟は、ミステリー小説を連想させる展開から、「トーマス・ジェファーソン・ボトルズ・ケース」と呼ばれ、一時は司法省やFBIまで捜査に乗り出すなど、大きな反響を呼んだ。訴訟は1月に司法管轄権の問題で却下されたが、カウボーイ気質のクック氏は徹底抗戦の姿勢をとり、新たな訴訟を起こす構え。 そのため、最終決着も付いていないのに、米国の映像産業が映像化の権利獲得に向けて動き出した。ボトルの出所をめぐる論争をまとめた5月に出版予定のベンジャミン・ウォーレス氏の本「ビリオネアーズ・ヴィネガー」の映画化権は、俳優のウィル・スミス氏が加わるハリウッドの企画チームが獲得した。事件をまとめたニューヨーカーの有名な記事「ジェファーソン・ボトルズ」は、HBOフィルムが映画化権を獲得した。 ジェファーソン大統領がフランス駐在大使時代にコレクションしたというボトルの時代背景、億万長者とワインブローカーの衝突、200年前のパリの邸宅から見つかったという神秘性、お金に糸目をつけない調査チームなど、様々な要素が映画に向いているらしい。

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中国企業がボルドーのシャトーを買収

 中国・青島に本拠を置く貿易会社「ロンハイ・インターナショナル・トレーディング・カンパニー」が、ボルドーのシャトーを買収した。中国企業のシャトー買収は初めて。 購入されたシャトーは辛口の白ワインで知られるアントル・ドゥ・メール地区にある「シャトー・ラトゥール-ラギュン」。ボルドーの中心から50キロ南にある。60ヘクタールの敷地の30ヘクタールにブドウが植え付けられている。AOCボルドー・シュペリウールの赤ワインを主に生産している。 買収額は不明だが、アントル・ドゥ・メール南部の地価は1ヘクタール当たり2万ユーロ前後で、比較的安い。ロンハイはオーストラリアや南アフリカからワインを輸入している。中国では赤ワインブームが拡大している。 「シャトー・ラトゥール」と聞いて一瞬びっくりしましたが、ポイヤック地区にあるグラン・クリュのラトゥールではありません。ワイン価格は2,000円以下で買えるくらいの値段のようです。 中国では好景気に伴いワイン需要は年々、高まっています。高級フランスワインの価格上昇も中国からの需要が一因しているようです。

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