Archive for the ‘カリフォルニアワイン’ Category

Galloのロシアン・リバー・バレーAVA拡大申請を却下

Friday, December 12th, 2008

ソノマのロシアン・リバー・バレー グレープ・グローワーズ・アソシエイション(ぶどう栽培協会)はロシアン・リバー・バレーで最も多くの土地を所有するE & J Gallo Wineryの認定地域区画の拡大申請を協会委員の投票により却下したことを発表した。Galloは自分たちは所有する、現在の認定地域区画より南に位置する350エーカーの畑をロシアン・リバー・バレーのAVAに認定する申し立てを出しました。しかし、協会委員はGalloが申請を立てている畑の気候条件などが現在のロシアン・リバー・バレーと異なり、拡大の案に反対を唱えた。

245名の会員で構成されるこの協会で最も影響力を持つGalloにとっては予測していなかった結果と言えるのではないでしょうか。実際に会員の多くは中小の栽培家であり、大半のぶどうをGalloに販売していることや協会の会費を最も多く収めているのがGalloであることも事実です。

気候条件が違うと、違う特徴を持つぶどうができます。品質と特徴を維持したい協会の言い分はごもっとも。一方でここ2-3年の間に、Galloファミリーの3代目がかじを取るようになってからGalloのイメージもこれまでのJug Wine(近所のスーパーで買える2リッターパック)の印象を一新し、スタイリッシュで高級からお手軽のラインアップを取り揃えるインターナショナル・ブランドに変身。ブランド力で更なるAVA(産地)のPR効果も十分期待できるはずですが。

今月中にGalloは協会が下した判断に対して申し立てすることが可能なので、それによって新たなワインバトルが勃発するかもしれません。やじ馬魂に火が付いてしまいました・・・

ワイナリーにソーラーパネル泥棒

Thursday, December 11th, 2008

お久しぶりでございます。厳選ワインニュースを長い間お休みしていました。
久々の投稿なのでライトなニュースを一つ・・・

ナパのHoning Vineyard & Wineryに設置されたソーラー発電用のパネルがThanksgiving Weekend(米国感謝祭の4連休)の間に何者かに盗まれる事件がありました。

地元警察によると犯人(たち)はソーラーパネルや電気関係に詳しい人物で、電気供給のグリッドから離れたところで再度設置し、発電した電気を電気会社に売ることを企んでると発表しています。また、最近eBaycraigslistなどのオークションサイトで<ブラック・マーケット>ソーラーパネルが度々登場しているそうです。

ソーラー発電設備には保険が掛かっていたので、Honingの損害は最小に抑えることができたのでが、多くのワイナリーがエコ対策に積極的に取り組もうとしている矢先での悲しい話です。それにしてもアメリカならでのスケールのでかい、大雑把な仕事の印象を受けます。電気を電気会社に売りつけることやオークションで盗品を売り飛ばすなど、すぐに足がついてしまうような気がして仕方ありません。

みなさまも戸締まりなど、気をつけてましょう!

2008グランド・テイスティング無事終了

Tuesday, November 4th, 2008

東京・名古屋・大阪でのカリフォルニア・ワイン グランド・テイスティングを無事に終えることができました。
弊社ブースに立ち寄っていただいた方には、改めて心より感謝を申し上げます。

このようなイベントに出展側として参加するのはこれが初めてだったので、ブースセッティングや話しかけるタイミングやグラスにワインを注ぐ量などいろいろな面でご迷惑をお掛けしたと思いますが、試飲いただいた方の率直な感想をたくさんいただけて(予想以上に良いコメントをたくさんいただけました)いい体験になりました。今後も機会があればこのような会に参加させていただきみなさんのご意見を多く聞きしたい所存でございます。

 

 

 厳選ワインニュースではありませんが、厳選トラベルニュースを一つ。

大阪に寄った際、時間があったので10数年ぶりに通天閣を登りました。新しいワインを引っさげて今後のPPCVINOの発展を願いにビリケンさんのご利益でもいただこうと小さなお子さんや学生と混じって図々しくもエレベーターに乗り込んだ瞬間、いやな張り紙を目にしてしまいました。

運の悪さはではピカイチの私ですが、せっかく今後の会社の発展を願いに来たのに、この先の雲行きが悪くなるようないやな予感を与える張り紙を何度も確認しつつ展望階まで上がりました。

展望階では案の定、同じメッセージの張り紙が至る所に張ってあり、しつこいを通り越して紙の無駄使いが気になりはじめて、エレベーターガールの一言で済ませるのに、っと会社の運営体制までが頭にきはじめました。

本来のビリケンさんが居る場所に「平成のビリケン」が足の裏を出して座っていました。事態を飲み込んで、初めは躊躇していた自分も、いつの間に小さなお子さんと学生と同じようにビリケンさん(平成版)の足をこする列に並んでいました。

前回登った際には気づかなかったのですが、ビリケンが座る台にはTHINGS-AS-THEY-OUGHT-TO-BEと彫られているのです。「万事あるがまま」なんとなくこの言葉が胸に響き、その後の通天閣からの秋晴れの大阪の眺めを目に焼き付けることができました。

VIVA OSAKA, VIVA 串かつ!

カリフォルニアワイン グランドテイスティング2008

Friday, October 17th, 2008

ワインインスティテュート主催の
カリフォルニアワイン グランド テイスティング2008>に
エスターリナを含め新たに入荷するワインを出展いたします。
試飲会のスケジュールは次のとおりです:

10月27日(月) ウェスティンホテル東京
試飲会・13:00~18:00 セミナー・15:00~16:30
10月29日(水) ヒルトン名古屋
試飲会・14:00~18:00 セミナー・15:00~16:30
10月31日(金) ホテル阪急インターナショナル
試飲会・14:00~18:00 セミナー・15:00~16:30

参加申込に関しては:
ワインインスティテュート日本事務所
TEL:03-3707-8960 までお問い合わせください!

倉庫で作られたワインが専門誌で90点を連発

Thursday, October 9th, 2008

ブドウ畑を所有せず、醸造施設(ワイナリー)も所有しないソノマのNovy Family Wineがリリースした2006 Novy “Susan’s Hill Vineyard” Santa Lucia Highlands Syrahがワイン・アドヴォケート、ワイン・スペクテーター、ワイン・エンスージアストなどの米国専門誌で90点台を獲得しました。ワイン作り専用の倉庫はソノマのサンタ・アナに位置し、夫婦でワイン作りを行っているいます。実はこの夫婦はピノ・ノアールを専門にしているSiduriのオーナーでもあり、ワインメーカーとしての評価は絶大です。

弊社は近々サンフランシスコからゴールデンゲートを渡ったバークレーにある倉庫をワイナリーに改造したA Donkey and Goat Wineryからシラー(2種類)をワインリストに加えます。こちらも夫婦でワイン作りを行っていて、ワイン専門誌でも好評をを受けています。こうご期待を!

映画「ボトルショック」予想外の効果

Friday, September 19th, 2008

1976年のパリ・テースティングを題材にされた映画「ボトルショック」は予想以上に成果をもたらしている。インディ系の会社により制作および配給されている「ボトルショック」は全米の上映劇場数がここに来て予想を上回り、チケット売上もすでに3.6億ドルを達成。

映画の波及効果が意外な場所に現れています。映画の中かではシャトー・モンテリーナでアシスタント・ワインメーカーを勤めていたのがメキシコ系のアメリカ人のグスタヴォ・ブランビラ氏。映画の中での彼の功績がラティノ・コミュニティーの関心を集め、現在は独立してGustavoThraceワイナリーでワイン作りを続けている彼のワインの売上が、前年度に比べて43%もあがったと報告されています。また、ナパのカリストガ商工会議所は映画を観てナパとその周辺のワイナリーへの観光を決めたと述べた人が増えていることもワイナリー実施している調べで明らかになった。

この映画の経済効果が「サイドウェイ」ほど期待できないと当初の予測より、少しつづですが、現れてきていることはワイン関係者にとってはうれしい情報です。

メンドシーノのぶどう収穫が開始

Wednesday, September 17th, 2008

メンドシーノに位置する多くのワイナリーとヴィンヤードは南に位置するナパとソノマより一足遅く2008年の収穫を始めた。今年の春は予想外の気候現象がいくつか重なり、収穫の心配を予想されていました。最大の懸念は、連日続いた乾燥した空気が夜間に小さなつぼみに霜をもたらしたことです。つぼみに霜がつくと、その後の果実の成長と収穫量に何らかの影響を与えると予想されます。

収穫は始まったばかりですが、おおよそ例年に比べて10~30%少ないと予測されています。
ハンドリー・セラーズのワインメーカーのミラ・ハンドリー氏は収穫量が少なくなることは今後に何らかの影響はでると予想していますが、ぶどうの質に関しては上々の出来上がりで満足していると述べています。

ハンドリー氏は畑でぶどうをチェックする際には味見するだけでなく、皮の状態を触って確認したり、果実と種がどのように離れるか、種も噛んで歯ごたいで状態を確認しています。ハンドリー氏いわくレッド・チェリーの味がするぶどうはワインになってもいい味を出し、クランベリー味するぶどうは酸味が強すぎて、あまりワインに向いていないと判断するようです。

ちなみにハンドリー・セラーズは弊社で扱っているエスタリーナが所有するコールランチ(ぶどう畑)からリースリングを購入して、数々の賞を獲得している優秀な作り手さんです。

ペットボトルのボジョレー・ヌーヴォーが米国へ輸出

Monday, August 18th, 2008

フランスとカリフォルニアに基盤を置く大手飲料企業のボワセ社が、米国向け2008年ボジョレー・ヌーヴォーをペットボトルで輸出すると発表した。
同社では、ガラス製ボトルをペットボトルに変更することによって、重量を42%減らせ、ボトルの輸送や製造を含むライフサイクルで排出される温室効果ガスを50%以上削減できる、としている。消費者のプラスティック容器に対する心理的な抵抗については、早飲みするヌーヴォーでは関係ないと判断した。
11月第3週の木曜日に解禁されるヌーヴォーは、飛行機で輸送されるが、今年は原油高によって、輸送コストの大幅な上昇が予想されている。ヌーヴォーの価格の多くはこの空輸代が占めており、ボトルの重さを減らすことによって、値上げの回避が可能になる。
米国のボワセ社は、モメサン、ブシャール・エイネ&フィス社のヌーヴォーを米国に輸入・供給している。同時に、カリフォルニア産ワインを使った新製品「フォグ・マウンテン」もペットボトルで発売することも発表した。
日本ではインポーター各社がヌーヴォーの受注を始めているが、今年は航空代金の上昇により、価格の上昇も予想される。

洞爺湖サミットで振舞われたワイン

Tuesday, July 15th, 2008

日本酒は静岡・磯自慢酒造の「磯自慢 純米大吟醸中取り」。
白ワインはルイ・ラトゥールの「コルトン・シャルマーニュ 2005」。
ルイ・ラトゥールのコルトン・シャルマーニュは品質の安定性と一定量を生産しているため、公式行事でよく使われる。05年は優良なヴィンテージ。

 赤ワインは、カリフォルニアを代表するリッジの「カベルネ・ソーヴィニヨン モンテベロ 1997」。
リッジは06年に開かれたパリ・テイスティング30周年のテイスティングで、「カベルネ・ソーヴィニヨン モンテベロ 1971」がボルドー勢を押さえてトップにたった。
デザート・ワインはハンガリー・トカイの「エッセンシア 1999」だった。

 ただ、今回のサミットではアフリカ諸国の貧困や食糧対策も討議されたため、英国の新聞は豪華なディナーを「偽善的」などと批判する記事も見られた。

第14回「カリフォルニア・バイ・ザ・グラス・プロモーション」受賞式

Wednesday, June 25th, 2008

カリフォルニアワインをレストランでグラス販売する第14回「カリフォルニア・バイ・ザ・グラス・プロモーション」が、今年も4~5月に行われ、優秀店を称える授賞式が行われた。

 プロモーションは、ワインインスティテュート日本事務所(堀賢一代表)の主催。95年にスタートし、複数の高級ワインをグラスで楽しめるサービスを日本に広めた。プロモーションは、4月と5月の間に、首都圏、関西、名古屋の3地区で展開され、前年より30軒多い291のレストランが参加した。優秀店15店とグループ賞に選ばれた2グループは、フランス料理からイタリアンまで幅広いが、和食の健闘が目立った。平均13種以上のグラス販売によるサービスが行われた。

 授賞式では、アメリカ大使館農産物事務所のマイケル・コンロン所長があいさつし、「カリフォルニアワイン産業にとって、日本はイギリスとカナダに次ぐ輸出市場。昨年度の米国産ワインの日本向け輸出は金額で15%伸びており、より高額のワインが販売されるようになってきた」と大きな期待を表明した。

 ワインインスティテュート日本事務所がまとめた日本の財務省統計によると、07年度の米国産スティルワイン輸入量は、数量で5.2%減少したものの、金額では7383万ドルと15.1%増加となった。1ケースあたりの輸入単価は、06年に28.6ドルだったのが34.7ドルに上昇しており、高額ワインへのシフトがうかがえる。

 受賞店は以下の通り

 ▼首都圏 「Cuisine 219 」(東京・南青山)/「モンタルチーノ」(東京・日本橋)/「HIDORI」(東京・銀座)/「ホテル小田急センチュリーサザンタワー レストラン トライベックス」(東京・代々木)/「日本料理 彩々楽」(埼玉・蓮田市)

 ▼名古屋「カリフォルニアグリル ラホーヤ」(名古屋・中村区)/「和風びすとろ 円居」(名古屋・中区)/「ダンテ.」(名古屋・中区)/「Siesta de 光月」(名古屋・昭和区)/「forty three」(岐阜市)

 ▼関西圏 「銀座蔵人 ヒルトンプラザウエスト店」(大阪・北区)/「キッチンスタジアム茶屋町」(大阪・北区)/「フランス料理とワイン M’S」(大阪・中央区)/「レストラン コンポステ」(和泉市)/「ル・レストラン マロニエ」(神戸市)

 ▼グループ賞 「浦安ブライトンホテル(6店舗)」/「エイチ・ワイ・ホスピタリティ・エンタープライズ(4店舗)」

南青山の「Cusine 219」(キュイジーヌ219)には以前、お邪魔させていただいたことがありますが、料理がおいしく、カリフォルニアワインの種類も豊富でした。
女性のオーナー店長もワインにとても精通しており、親切丁寧にワイン選びをアドバイスしてくれました。ワインを空気に触れさせずに注げる機械があるので、通常だとボトル売りしかしないような高額ワインもグラスで頂けます。
また、プロモーションやイベントもマメに開催しているので、お徳な価格で色々なワインを楽しめます。ちなみに219という数字はお店の住所、2丁目19番地からの番号だそうです。