都市型ワイナリーもハリケーンの被害

昨日は今回の東海岸を直撃したハリケーンで被害を受けたニューヨークのワイン・ショップやレストランのニュースをお伝えしたが、今日はブルックリンのレッド・フック地区に醸造施設を構える、都市型ワイナリー<レッド・フック・ワイナリー>の被害内容のニュースが掲載された。

レッド・フック・ワイナリー>はブルックリンのレッド・フック地区の埠頭・倉庫街に位置し、ロング・アイランドのノース・フォーク産地から葡萄供給を行い、カリフォルニアの有名ワインメーカー、ロバート・フォリー氏とエイブ・ショーナー氏を向かい入れ、ミニマリストのアプローチでナチュラル・ワインのスタイルを継承している東海岸を代表するアーバン・ワイナリーの一つとして注目を多く浴びている。

今回のハリケーンでは醸造施設が1.8から2メーターまで海水に浸かったため2012年のヴィンテージのリリースを諦める覚悟を決めている。

レポートによると<レッド・フック・ワイナリー>のヘッド・ワインメーカーのクリストファー・ニコルソン氏は今回のハリケーンを予防策として事前に土嚢を積み上げるなど、熟成中のワイン樽を3段に積み上げ水に浸からないよう最善策で準備を行った。また、2012年の収穫分で醗酵が済んでいない果汁は温度管理が可能なステンレス・タンクに移し、雨と風を凌ぐ対策を取った。

ハリケーンが通過した翌日、醸造施設を訪れ、樽がすべてひっくり返っており、収穫した葡萄は床に散乱、電源を失った醸造タンクの果汁も使い物にならない状態に。数百の樽に保管されいた2008年~2011年のヴィンテージは、完全に水に浸かったものは使えない可能性がある。

レッド・フック・ワイナリーでのハリケーン被害の様子。床に散乱状態葡萄が見える。
(イメージ:NonaBrooklynより)

今回の被害内容はすべて記録し、保険会社や支援団体に申請を入れる予定。支援が得られるまでは、テースティング・ルーム、機材や道具の清掃を行い、そして、今後の展開を練る。

レッド・フック・ワイナリーでのハリケーン被害の様子。
過去のヴィンテージが樽熟成されたまま水に浸かってしまった。
(イメージ:NonaBrooklynより)

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ブルックリンのレッド・フック地区に今回の被害に合った方々に直接寄付するサイトがある。Red Hook Initiative (カードからも寄付か可能)

(ニュースソース:NonaBrooklynより)

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